青年海外協力隊がつくる日本‐選考試験,現地活動,帰国後の進路‐ (創成社新書 43)

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  • 創成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794450432

作品紹介・あらすじ

途上国での2年間が、その後の人生を変えた。「熱い心」「愛する心」「遊び心」青年海外協力隊の魅力がわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 青年海外協力隊について幅広く学べる書。
    そもそも青年海外協力隊とは何かというところから、どんな選考があって、どんな研修があり、現地ではどんな大変ことがあったか、そしてその後の仕事・生活までを実際に協力隊として派遣された方10名の体験談も交えて知ることができる。
    体験談は、その時々の自分の感情が描かれていて臨場感がある。そして、皆さまの行動力の高さにハッとさせられる。
    命を落とす危険もある青年海外協力隊。しかしその分、自ら動くほど得られるものも大きい。

    また、協力隊経験者が語ることで重なることが、
    日本を外側から見る・考えるということ。
    日本の慣習や文化・伝統、発達してるが故に身体と心が衰退しつつあることを考えさせられる。

  • 青年海外協力隊員の体験談を求めて選んだ。本書の大きな特徴は、隊員の帰国後の生活まで含めて収録されていること。単なる協力隊の活動紹介に留まらず、じゃあ帰国後はどうなったの?経験をどんな風に活かせているの?というところまで掘り下げられている。これから協力隊を目指そうとしている読者に対して具体的な未来予想を描く助けになっていて、とても良いと思う。(その代わり、10年20年も前の派遣隊員の談なのでちょっと話が古い。)

  • 10名の体験記本
    タイトルがちょっと大げさ?

  • 10人の経験者による執筆。行って後悔した人の文章も読んでみたいね

  • 妙に大それたタイトルの創成社新書。創成社新書は最近、国際協力に関するものをたくさん出している(山田肖子先生の『国際協力と学校』とか)。全10章からなるOBOG体験談はなかなか面白く、自己成長という点で熱い話が多かった。

    青年海外協力隊を経て国際協力の道に進んだ人ではなく、帰国後に地域に根ざした活動をしている人に焦点をあてた点が評価できる、ような気がする。

  • もっと裏話が読んでみたかった。結局は協力隊賛美ばかり。

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著者プロフィール

1944年生まれ。東京神学大学大学院神学研究科博士課程修了。元青山学院高等部教諭。専門は組織神学。論文に「ティリッヒ神学における新存在──キリスト論を中心にした組織的研究」(学位論文)、著書に『神学の方法と内容』(新教出版社)、訳書にティリッヒ『キリスト教思想史Ⅰ』(白水社)ほか。

「2012年 『諸学の体系 学問論復興のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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