- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794947215
作品紹介・あらすじ
いま、いちばんホットなミニコミ200誌が大集合!!コピーやDTPを使った作り方。書店やコミケでの売り方・買い方。目黒考二、米沢嘉博ら先輩のインタビュー。宮武外骨や趣味誌に連なる歴史。フリーペーパーやインターネットとの関係。詳細で豊富なデータが満載。
感想・レビュー・書評
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ミニコミという言葉は今ではあまり使われていないだろう。おそらくZINEに置き換わっている。本書では個人や特定のグループが発行するニッチな情報誌を紹介。「これを紹介したい!」「作りたい!」という熱意はいつの時代も変わらずあるようだ。1999年発刊のため古い話題が多いが今に繋がる記述が多く面白い。タコシェや模索舎の紹介ページも良かった。
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つまりこれは本のリストの本の一種なのだなと。
そして、これは「小さなメディアの必要」の系譜なんだな。そして「日本のZINEについて知ってることすべて」とか、「野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る」に繋がるのだと。
そしてその先達をたどれば、宮武外骨とか三田平凡寺あたりまで繋がってくるのかと思うと、自分の興味の散らばり(食い散らかし?)もこういう方面で収斂するのかと思ったり、思わなかったり。
記憶にあるミニコミの名も散見。BANZAIマガジンとか神田神保町路地裏マップとか。
もそっと、ZINE(でもミニコミでもリトルプレスでも呼び方なんて何でもいいけれど)を追いかけていこう。 -
既に20年前の本だけど、今現在ミニコミは増えているんだろうか。増えているんだろうなぁ…。
記事の熱量が凄まじくてなかなか処理が追い付かない。専門の書店に向かわせる力は十二分に持っている。 -
一度つくってみたい