古くさいぞ私は

著者 :
  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794964199

感想・レビュー・書評

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  • タイトルで思わず手に取ってしまった。

    植草甚一の日記を読むとら古本屋に出かけることになる

  • 2012/1/29購入
    2012/11/6読了

  • ほんと、坪内祐三って古くさくて、シブくて、無駄に物知り(失礼ながらいい意味で)。
    本が好きで、しかも古本が好きな人なら
    もう無条件でこの本をお勧めします。
    て言うかそんな人なら、いまさら勧められなくても、もう知ってるかw

    晶文社伝統の?ヴァラエティ・ブック(ほら、あの植草甚一とか小林信彦とかのアレですわ)を
    目指しているだけあって、
    対談あり、日記あり、コラムありとまさにヴァラエティ。
    でも、なんかやっぱり行儀がいいというか、
    書体や文字組の体裁だけ変えた感じがあり、
    文章の配置などは工夫されてるなぁと思ったものの、
    もう少し、雑誌っぽく大胆にデザインで遊んでもよかったように思います。
    「卒業生御三家に見る校風の研究」なんかに見る偏執的(失礼)知識を
    面白がるような、珍しがるような目線が、なにやら足りない気がします。

    あとがきにありましたが、結局、この本の編集は、
    編集者じゃなくて著者自らやったらしく、
    そもそも著者は雑誌編集者だったのだからお手の物では
    あるのでしょうが、なんというか編集者(第三者)のレスペクト目線みたいなのが
    あったほうが、こういうのはうまくいくんじゃないのかなぁなんて気も。

    とは言え、本好きなら楽しく読めるのは間違いありません。
    色川武大や内田魯庵、読みたくなります。

  • 読書そのものが私の日常と公言する坪内氏の読書術〜新刊を一ヶ月に300冊読む読書法。目的によって使い分ける?図書館利用法などためになる?話が満載の充実本です。

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著者プロフィール

評論家、エッセイスト。1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。「東京人」編集部を経て、コラム、書評、評論など執筆活動を始める。評論、随筆、対談、日記エッセイ、解説等多彩に活躍。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り―漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代―』で第17回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『ストリートワイズ』『靖国』『文学を探せ』『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』『総理大臣になりたい』など多数。近著に『昭和にサヨウナラ』『文庫本を狙え!』『文庫本宝船』など。

「2017年 『壁の中【新装愛蔵版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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