日本美術の20世紀

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  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794965837

作品紹介・あらすじ

「名画」は、描かれたときから「名画」だったわけではない。国の威信、学者のメンツ、経済の動向、メディアによる毀誉褒貶…。20世紀を通じて、とくに「戦後」的状況のなかで形成された、日本美術史に対する視線のフィルターは、思いの外、分厚い。思いこみや馴れあいをご破算にして、日本美術の本質を見つめるために、日本美術応援団団長・山下裕二が煽動する「日本美術評価史」。

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著者プロフィール

美術史家、明治学院大学文学部芸術学科教授。1958年、広島県生まれ。東京大学大学院修了。室町時代の水墨画の研究を起点に、縄文から現代まで幅広く日本美術を研究している。著書に『日本美術の底力 「縄文×弥生」で解き明かす』(NHK出版)、『未来の国宝・MY国宝』(小学館)、『日本美術の二〇世紀』(晶文社)、共著に『驚くべき日本美術』(集英社インターナショナル)、『日本美術応援団』(筑摩書房)ほか多数。

「2022年 『伊藤若冲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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