- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794967251
感想・レビュー・書評
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澁澤龍彦によると、堀内誠一は日本にいても、パリでも絵や映画を見ていて、生活を楽しむことに関しては全く変わらないようだ。「パリからの手紙」を読んだ時、堀内誠一の豊富な話題の中でもとりわけ美について、それも一風変わった美を話題にした手紙は、澁澤龍彦へ宛てたものが多いように思った。本書を読めばそれもそのはずで、絵画から映画、演劇、文学、都市…と多岐に渡って鋭く語り合っている。澁澤夫妻がサド侯爵の城を訪れた前後の手紙は興味深かった。お互いの手紙から著作へ引用した文章もあり、二人の著作をもっと識れば、さらに愉しめると思う。
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ものすごく大きい本!と思ったら、なるほど、生の手紙が載っています。
澁澤さんと堀内さんは仲がよかっただけに楽しい往復書簡です。-
「楽しい往復書簡です。」
この本を読むまで、澁澤龍彦と堀内誠一に繋がりがあったとは知りませんでした。
濃密な手紙の遣り取りが出来るコトの素晴...「楽しい往復書簡です。」
この本を読むまで、澁澤龍彦と堀内誠一に繋がりがあったとは知りませんでした。
濃密な手紙の遣り取りが出来るコトの素晴しさを感じています。。。2013/04/19
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2021年1月期の展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00245792 -
これ、とてもいいです。
イラストが入ったり、個性的な字だけだったりの、手紙の数々。
やはり肉筆っていいな。
その人が、とても近くに感じられる。 -
澁澤龍彦と堀内誠一がお互いに送り合った書簡集。
昨年名古屋の中京大学で展示されたのを見に行った。
堀内誠一は絵をたっぷり描いていて、これを読む澁澤龍彦はさぞかし楽しかったことだろう、と思う。
堀内誠一の「パリからの手紙」にも一部収録されております。
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1968年から1987年までふたりの間でやりとりされた手紙。