澁澤龍彦のおすすめランキング

プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澁澤龍彦のおすすめランキングのアイテム一覧

澁澤龍彦のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『快楽主義の哲学 (文春文庫)』や『悪徳の栄え 上 (河出文庫)』や『高丘親王航海記 (文春文庫)』など澁澤龍彦の全632作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

快楽主義の哲学 (文春文庫)

2322
3.65
澁澤龍彦 1996年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

澁澤龍彦は一時ハマっていた時があって、本書も再読である。快楽主義の哲学というタイトルが先ず渋い。そして、人生全て快楽のためであるというような叙述がある。 ... もっと読む

悪徳の栄え 上 (河出文庫)

1438
3.51

感想・レビュー

誰かが罰してくれると思ってる内は、知識だけの理性に騙されている野蛮な動物。 自罰も満足にできない動物を、人権なんておめでたいもので守ってしまったが運の尽... もっと読む

高丘親王航海記 (文春文庫)

1202
3.99
澁澤龍彦 1990年10月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

東宮の地位を政争のあおりで失い、出家したのち老齢で入唐、インドに向かおうとして消息不明となった親王を主人公とした幻想的な旅行記。 どんな気持ちで生涯を過ご... もっと読む

さかしま (河出文庫)

1199
3.63
澁澤龍彦 2010年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主人公のデ・ゼッサントは今風に言うと、デカダンというよりはむしろ引き蘢りの帝王といった趣きで(笑)金に明かして理想の住処を構築し、本と妄想に埋もれて余生を... もっと読む

少女コレクション序説 (中公文庫)

998
3.60
澁澤龍彦 1985年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フランス文学者である澁澤龍彦(1928-1987)の広くエロティシズムにまつわるエッセイ集、1985年。 □ 本書を購入した当時は、下世話な内... もっと読む

O嬢の物語 (河出文庫)

974
3.51

感想・レビュー

最高の恋愛小説じゃないですか。 O嬢の物語でO嬢の告白視点のはずなんだけど、極力O嬢の感情は排していて、虐待を加えられるシーンなんかは肩すかしするぐらいシ... もっと読む

悪徳の栄え 下 (河出文庫)

918
3.49

感想・レビュー

この眼がすべる感じ・・・なんだか解った。 厨二病のブログにありがちな「俺の悪いこと自慢~俺って異端?~」を読まさせられているときのそれだ! もっと読む

ソドム百二十日 (河出文庫)

763
3.22

感想・レビュー

評価が難しい一冊。 癖のある文章、突拍子もないストーリー。 こういうものか、と受け入れて読むものなのか… もっと読む

世界悪女物語 (河出文庫)

760
3.58
澁澤龍彦 2010年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初版は昭和39年、桃源社という出版社かららしい。 私が持っているのは河出文庫の1995年9月発行の48刷のもの。 知ってる人物が半分くらい。エリザベート... もっと読む

ねむり姫 渋沢龍彦コレクション (河出文庫)

707
3.56
澁澤龍彦 1998年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者の退廃美・倒錯美への偏執的なまでの一途な愛を、そこはかとなく感じる昭和末期版あやかし説話集。 どのお話も、 奇怪で歪でどことなく淫美で、 劇的明快な... もっと読む

東西不思議物語 (河出文庫)

656
3.47
澁澤龍彦 2010年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

元々が新聞連載だったので、過度に専門的にならず一つのテーマが短いので電車通勤の中で読むのにちょうど良い。 一話一話に必ず挿絵がついているのが嬉しいのだが... もっと読む

毒薬の手帖 (河出文庫)

630
3.47
澁澤龍彦 2010年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古代から現代までの毒薬、毒殺について書かれている。毒を用いる事件では犯人は女性が多いとか。単純に読み物として面白い。 もっと読む

フローラ逍遙 (平凡社ライブラリー 166)

597
3.89
澁澤龍彦 1996年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んで良し眺めて良しの美しい本です。 文章は花についてのあれこれ、旅の思い出や西洋東洋織り交ぜての逸話で世界が広がります。 花の絵も美しい。趣きがあるし澁... もっと読む

エロティシズム〔改版〕 (中公文庫)

557
3.42
澁澤龍彦 1996年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『エロスの解剖』が独立性のあるエロスのエッセイだとしたら、『エロティシズム』は統一性があって読みやすいし、入門書としても素晴らしい一冊でした。この一冊を読... もっと読む

星の文学館 銀河も彗星も (ちくま文庫)

533
3.00
アンソロジー 2018年7月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館本 知らない作家さんもたくさん。 森繁久彌さん、乱歩、川端康成、三島由紀夫 小松左京、、、、はては澁澤も。 短編はサクッと読めるけど、少し物足りな... もっと読む

高丘親王航海記 新装版 (文春文庫)

519
4.14
澁澤龍彦 2017年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

貞観七年乙酉の正月二十七日、高丘親王は側近の僧である安展と円覚と共に、唐から天竺へと船出した。 親王がまだ幼い頃、父の平城天皇はその后の母である藤原薬子... もっと読む

妖人奇人館 新装新版 (河出文庫)

458
3.54
澁澤龍彦 2010年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

Bオフでたまたま見つけたのを入手したのだったか?ちらほら見られる知った名前につられて読んだけど、各人の伝記ではなく、奇行に焦点が当てられているので、単体で... もっと読む

ドラコニアの夢 (角川文庫)

456
3.97
澁澤龍彦 2018年2月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2018年、角川の文ストコラボカバーで発売された『澁澤龍彦×文豪』縛りで編集されたエッセイ、対談集です。 『ドラコニア』=澁澤龍彦の世界 であり、その世... もっと読む

長靴をはいた猫 (河出文庫)

420
3.57

感想・レビュー

子ども向けというには毒があるし、児童書という区分では物足りない。 とりあえず「小説」のカテゴリーにいれさせていただきました、シャルル様。 表題作はもち... もっと読む
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