患者のカルテに見た自分

著者 : 中沢正夫

• ゆびさし (1986年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「正常」か「異常」か？　現代人の揺れる「事故基準」を見直す一冊！　著者は名文家の代々木病院精神科部長。

感想・レビュー・書評

[ichinamiさんの感想 · 2009年5月22日]

精神科医の著者がざっくばらんにいろいろなことを書いていて、とても読みやすく、共感しやすい内容になっている。
もっと難しい内容だったらどうしよう、とっつきにくいかなと思いながら、読みすすめていったが、そんな心配は全然いらなかった。むしろ、患者さんとの橋渡し的な、わかりやすい表現で記してくれてあり、興味深かった。
プライバシーもあると思うが、想像上の話ではなく、実際の経験に基づいた話だからこそ、真実味があり迫力があるんだろうと思う。

[Wild Rose †さんの感想 · 2005年10月11日]

<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4795805520/ieiriblog-22" target="_blank">患者のカルテに見た自分</a></div><div class="booklog-pub">中沢 正夫 / 情報センター出版局(1986/10)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング：1,610,507位<br>Amazonおすすめ度：<img src="http://booklog.jp/img/0.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4795805520/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/asin/4795805520" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>

著者プロフィール

'1937年群馬県に生まれる。「心の病」治療の権威として、また地域・家族ぐるみの精神衛生活動の先駆者として知られる精神科医である。その活動で出会った人々を描いた本書は、「自分の人生の前半そのもの」と自ら言う。人生の後半は東京のど真ん中の病院で都会人の心の守り人となり、現在も臨床医として第一線にいる。私たちを取り巻く今の時代、この”治す職人”の慈愛に満ちた目と指針はますます貴重になった。

「2007年 『こころの医者のフィールド・ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」