- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796408578
感想・レビュー・書評
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志方廉は関西岩城組二代目組長の妾腹ながら組とは無関係に生きてた。
しかし組長跡目だった腹違いの弟を殺めた償いだと、若頭の九堂了司に三代目組長として身代わりに閉じ込められてしまう。
そして…。
これ程までに狂気の孕んだ「愛」の話を読んだ事がなく読み終えた後はしばらく言葉が出てきませんでした。
久堂の廉への愛情はまさに「獣」で臓物までも喰らう事を望むと恐怖でしかない。
廉はそんな久堂から逃げようと試みるけれどとうとう囚われてしまい「番」となってと。
3話あり、2話目は読んでいてあまりの壮絶さに手が震えてしまいました。
レビュー等読ませて頂いて確かにこれは苦手な人が多そうな内容でしたが私はここまで行ってしまっているといっそ素晴らしいなと感じ引き込まれ続きを→ますます読みたくなる位好きになっていました。
「龍と竜」は甘さのありだったけどこちらは辛さを通り越していました。
3話目は打って変わってほのぼのさがありそれも良かったのかなとも。
あとがきの先生の言葉、物凄く分かり納得でした。
では次巻「獣・壊」へ行きます。
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ケダモノが新しくなって帰ってきた!甘くな〜い痛ぁ〜い、けどなんだろうな、羨ましくなるほどの愛情。臓物までも愛の対象。そしてなんと九堂の爆笑する姿が見れてしまうのです!廉の禊場面がまるっと別の方法になっているのでピアスと文庫両方並べれば二度美味しいことになりますな。続刊、待ち遠しいです。
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面白かった!
旧版を書き直ししてる部分あり。禊が変わってた!最後のも書き下ろしもほのぼの。
それいけクドー君がなくて残念。