- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796661669
作品紹介・あらすじ
陰気で、友人も恋人もいない史代は、周囲からダメ教師のレッテルを貼られ敬遠されている。そんな彼女の生きがいは、ちまたで有名な幽霊「紅蓮女」の変装をして人を驚かすこと。怪奇スポットや自殺の名所を徘徊し、その場に居合わせた人々を怖がらせることに喜びを感じていた…。口裂け女、都市伝説パーティー、生き神信仰、呪いの手紙、電話男-徘徊先で遭遇する事件に紅蓮女が立ち向かう。
感想・レビュー・書評
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悪くはないが、かといって良くもない。
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終わり方がなんとも釈然としない
設定もある程度現実感があるし、技もまぁ練習すれば出来なくもない、ただ爆発するマッチとかってのはちょっとねぇ
ま、それぞれのエピソードの出来はいいので途中までは面白く読める
だからこそ、最後のエピソードの残念な感じが… -
ダークサイドからダークヒロインに変わっていっちゃった・・
何気に霊感が本当にあるし・・
結構つっこみたい所がたくさんあったけど
くすっと笑えるところもありました。 -
ノリも怖さも軽めのホラー、みたいな感じ?
結構楽しめました。 -
(収録作品)ハロウィン「紅蓮女VS口裂け女」―昭和の伝説、口裂け女に遭遇!?新旧世代交代戦/クリスマスイヴ「紅蓮女VS紅蓮女es」―コスプレ監獄居酒屋での怪談パーティー/大晦日「辺倉史代VS刃業の鏡」―紅蓮女に変身できず!?阿鹿里旅館、見てはならない鏡を探せ/バレンタインデー「紅蓮女VS苦色の手紙」―副担任の涙の記憶、エマ先生をあざむけ!/史代の誕生日「紅蓮女VS電話男」―紅蓮女の正体がバレた!?謎の脅迫電話を退けろ/エイプリル・フール「紅蓮女VS??」―そして紅蓮は、桜の海に
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再読。
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このミス大賞ということで読んでみました。ミステリーと思って読んだらちょっと残念…でもお話は面白かったです♪
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陰気で、友人も恋人もいない史代は、周囲からダメ教師のレッテルを貼られ敬遠されている。そんな彼女の生きがいは、ちまたで有名な幽霊「紅蓮女」の変装をして人を驚かすこと。怪奇スポットや自殺の名所を徘徊し、その場に居合わせた人々を怖がらせることに喜びを感じていた……。口裂け女、都市伝説パーティー、生き神信仰、呪いの手紙、電話男――徘徊先で遭遇する事件に紅蓮女が立ち向かう。
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「そのケータイはXXで」の作者である上甲宣之は新阪急ホテルに勤めながら執筆活動をしている作家で、その作風は個性的で大変面白い。バカっぽい臨場感が「ジョジョの奇妙な冒険」のような雰囲気だ。
「コスプレ幽霊 紅蓮女」なんてタイトルは上甲さんの本でなければまず買わないと思うけど、やっぱり期待を裏切らない面白さであっとういう間に読んでしまった。
陰気で友人も恋人もいない主人公の生きがいは、ちまたで有名な幽霊「紅蓮女」の変装(コスプレ)をして人を驚かすこと。
そのコスプレ幽霊紅蓮女が徘徊先で遭遇する事件に立ち向かう。
紅蓮女の必殺技「48手の脅人技」が幾度も登場するのだけど、それがなんか本当に馬鹿らしくて面白い。
こんなバカげたタイトルだけど、物語の根底に「救い」とか「希望」とかそんな思いが込められていて、なんか少し哀愁が漂うところが凄いなと思う。
読むと馬鹿らしいなと思いながら、少し笑って、少し元気になれるようなそんな本。 -
紅蓮女を知ったのは深夜ドラマでふと見たのがきっかけ。
ある日、本屋に立ち寄ったところ原作を発見、読み始めました。
主人公の辺倉史代は学校のさえない教師なのだが、彼女の趣味は冬の夜に変装をし、出歩くこと。それもクリスマスの夜に焼き殺された女の亡霊(都市伝説)『紅蓮女』になり、人々を驚かすことだった。
そこで対決するその地の都市伝説(もしくはその類)。
一話完結の話は常にラストは驚く真実が隠されてます。
今回は☆×5で。