林檎と蛇のゲーム (『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 233
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796662031

感想・レビュー・書評

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  • 時を超えたミステリー
    命懸けで、一億円を守ろうとする姿勢が立派です。

  • 「このミステリーがすごい!」大賞候補(2007/6回)

  • 高瀬美恵の小説であるという、認識の下で書きます。

    まず、これはミステリではない、ですな。謎解きの出来ないミステリもあるとは思いますが、そういう問題ではないハズ。
    シリアスな割にドタバタコメディに近い気が。
    まだ青春小説のが、近い。
    読みやすくて、面白いのは、面白いんだけども。
    軽い。でもって、ご都合主義。

    うーーーん。なんだろう、どうも、出来に納得がいかない。
    クシアラータとか昔の高瀬作品、かなり好きなんだけどなあ……。

  • 2007年第6回このミステリーがすごい! 「隠し玉」
    最終選考会で意見が割れて賞は貰えず「隠し玉」として出版されたもの。

    中学3年生の珠恵は、父は長期出張中に、父の寝室から出てきた一億円とともに、父の同級生・水野という女性と逃亡することに…。
    珠恵主役のガールズミステリーのようで、話の中心は父の過去。
    奇想天外、面白かった。
    (図書館)

  • 2007年第6回『このミステリーがすごい!』大賞、・隠し玉受賞作。
    この作品は『このミス』大賞の最終選考会で意見が真っ向対立し、大バトルを繰り広げることになり、最終的には大賞を受賞できず、『隠し玉』という宝島社賞を受賞したガールズ・ミステリー

    超再現!ミステリーでドラマ化(2012/08/14)
    http://www.ntv.co.jp/tyousaigen/

  • 絵がかわいー。

  • 装丁に惹かれて手にとりました。

    小中学生向きかなーと思います。

    主人公の父親の海外出張がきっかけで、主人公は事件に巻き込まれます。

    サクサク進むので一気に読んでしまいました。

    このミステリーがすごい!大賞の最終候補作品です。

    最後はハッピーエンドなので安心して読めます♪

  • とにかくつまらない作品が多いこのミス関連の小説だったのであまり期待しないで読んだが、強引な展開ではあるものの娯楽として面白く読めた。

  •  名取珠恵は父康孝が出張する間、ニヒルな素浪人のような鈴奈に留守中の面倒を見てもらうことに。愛猫のミルクが行方不明になり、殺されてしまう。占い師藤枝が怪しいと抗議に行くと血まみれの藤枝の姿が。驚いて家に帰った珠恵は警察の通報を鈴奈に止められてしまう。それは、家にある1億円のバッグの存在があったから。珠恵と鈴奈はバッグを持って逃げるが、テレビでは藤枝により珠恵が犯人だと証言していると流れていて…。1億円の謎と藤枝が珠恵を犯人という理由とは?

     本文の方にも時々絵が書かれているのがかわいい。過去の話が多くて、珠恵と鈴奈の逃走の話という感じはあまりしなかったかも。タマちゃん、ツルちゃんペアはおもしろい。
     1億円の存在に心動かされない康孝の精神の強さがすごいと思いました。

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