チーム・バチスタの栄光 (ワンダーランドコミックス)

  • 宝島社
3.07
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796662468

感想・レビュー・書評

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  • 第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作のベストセラー小説を漫画化したものだ。原作と同じく、宝島社からの出版である。2006年に同社が「チーム・バチスタの栄光」コミック大賞を公募し、受賞したのが作者ということらしい。作者はいくつかの漫画賞に入選した経歴を持っているが、略歴によると「現在、書店員として勤務する傍ら、創作活動を継続中」とあるから、専業のプロ漫画家ではないようである。それなりの長さのある小説を一冊の漫画本にまとめるのは骨が折れる作業だろうが、なかなかそつなく描き上げている印象をもった。画風はアマチュアっぽいが、プロの連載というわけではないから、ひとりで描くことを考えるとこんなものであろう。私はそれほどの不満はない。キャラも原作のイメージに沿って描かれている。映画では白鳥圭介を阿部寛が演じているが、ややかっこよすぎる。むしろ本作品の白鳥のほうがピッタリくる。話題になったベストセラー小説の中身をとりあえず把握したいという向きにはよい本ではなかろうか。

  • 名作のコミカライズ。内容振り返りには丁度いい。白鳥のビジュアルがホントにゴキブリ厚労省(笑)

  • 有名な作品なので気になり読みました。病死が単なる医療ミスか、故意な殺人かが焦点になりますがそこに行き着くまでの推理が楽しめます。

    医療に関する知識がなくてもトリックの意味など読めますが、実際の手術に立ち会う関係の方が読めば一番納得できる作品であります。

    コミック版なのでどんな内容か知りたい人にはこちら本で十分です〜

  • お医者さんになってみたかった。来世でなるか。

  • まあ実際のところ絵にしたら白鳥さんはああなるよなー(笑)。ドラマと映画がかっこよすぎるんだよね。

  • 医療ものの小説は、専門用語が多く、難しそうな気がして、コミック版から読んでみました。
    人物相関図が書かれていたので、理解しやすかったです。

    絵が淡白で読みやすいですが、主要人物の書き分けがあまりできていないように思いました。
    同じシリーズの「ジェネラルルージュ~」の方の絵は、かなりアクが強いので、私には読みづらそうに思いました。
    原作では上下2巻に分かれていますが、コミックは1冊にまとまっています。
    そのせいか、内容もかなり淡々とした印象を受けました。

    ただ一人、個性的だった白鳥は、スーツを着た少年のような風貌で、とてもクセのある描かれ方をしていました。
    大要を抑えられましたが、多分原作は、もっと複雑で個性の火花が散っていると思うので、原作も読んでみようと思います。

  • 話は気になるけど小説を読む気になれなくて買いました。

  • 東城大学医学部付属病院は、米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生恭一を臓器制御外科助教授として招聘した。彼が構築した外科チームは、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、通称“チーム・バチスタ”として、成功率100%を誇り、その勇名を轟かせている。ところが、3例立て続けに術中死が発生。原因不明の術中死と、メディアの注目を集める手術が重なる事態に危機感を抱いた病院長・高階は、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口公平に内部調査を依頼しようと動いていた。壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。そしてチーム・バチスタ・メンバーの相克と因縁。医療過誤か、殺人か。遺体は何を語るのか…。栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。

  • 文庫本を帰省の新幹線の中で読んで、実家に戻ったら母が買っていました。白鳥はイメージ通りでした。
    文庫本は母と妹が読むということで実家に置いてきました。

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