原発に「ふるさと」を奪われて~福島県飯舘村・酪農家の叫び

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796688758

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  • 長谷川さんを、リアルに知っています。
    小学校の同級生のお父さんです。

    私の実家も住まいを奪われ、村長の言い分もわからなくはないけれど、私は長谷川さんの本を読んで、どれほど無念で悔しいだろうと涙がこみ上げました。

    なんの夢を見ているのか、地元は世界的に有名になり、長谷川さんや村長の著作の本やニュースをみる。

    村おこしで有名に、それが住まいを奪われ、仕事を奪われ。
    長谷川さんちの牛のミルクを、小学生のとき飲んだことがあります。

    甘くて、優しい牛乳。
    牛乳嫌いな私が、ゴクゴク飲んだ記憶。

    最後まで読んで、長谷川さんの気持ちを私も感じたい。
    みなさんにも、感じて欲しい。

著者プロフィール

 1953年、飯舘村前田生まれ。福島県立相馬農業高校飯舘校を卒業し、1976年、佐藤花子と結婚。2010年より前田行政区長。福島県酪農業協同組合理事。
 2011年3月11日の東日本太平洋沖地震の発生以後、福島第一原発の事故によって村が高濃度に汚染されたため、同年8月から伊達市伊達東仮設住宅に避難中。事故後の村と村民の写真を撮り続けている。
 著書『原発に「ふるさと」を奪われて──福島県飯舘村・酪農家の叫び』(宝島社)『【証言】奪われた故郷──あの日飯舘村に何が起こったのか』(オフィスエム)『写真集 飯舘村』(七つ森書館)。
 映画『飯舘村 私の記録』(NPO法人アワープラネット・TV)。

「2014年 『酪農家・長谷川健一が語る までいな村、飯舘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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