- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796870818
感想・レビュー・書評
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映画より流血・グロ多め。
映画版のかったるいドラマ部分は一切無し。仁義なし、倫理なし。現実でヒーローになろうとしたオタクの血と汗と涙。
ヒットガールは映画版のほうが可愛い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本風アメコミ<br /><br />何の能力もないただのオタク少年が、突如としてマスクヒーローとして、街の悪と戦い始める。が、当然ボコボコに打ちのめされ、病院送りに。それでもその必死な戦いぶりがYoutubeにアップされ、一躍時の人になる。退院後もヒーロー活動を再開すると、ある日超人的殺人能力を持った少女と、怪力男のコンビに出会う・・・<br /><br />おもしろい。<br />超人でもなんでもない普通の人間が超人に成長していく、という非常に日本的な設定のアメコミ。<br />日本的なケレン味もたっぷりで、おそらく作者は日本のマンガを少なからず読んでいると思われる。<br />特に超人少女の登場シーンは、おそらく読者の誰もが溜飲を下げたのではないか。<br />強面のギャングたちを日本刀でスパスパってなます斬りしていく場面は爽快そのもの。<br /><br />ラストも落ち着いた終わり方で、好感がもてる。<br /><br />ただ一つ難点を言うとすれば、別にこれはアメコミじゃなくてもいいかな、ってとこくらい。
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ウオッチメンの「現実にヒーローがいたら・・・」に対して、本作は「現実にヒーローになろうとしたら・・・」。
ヒーローオタクのリアルな、そして切なくも血みどろな青春ストーリー。
個人的にジョン・ロミータJr.の絵が好きなので、それだけでもポイントが高い。
ストーリーも内輪受けだけじゃなく、ちゃんとカタルシスもあり面白い(でもやっぱりオタク向けだけど)。
同じくミラー原作のウォンテッドの原作も読んでみたくなった(日本語で)。 -
アメコミの概念を覆す傑作!映画公開前に読んでおくべし!
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主人公達の何でもコミックに例えたがるオタク癖についダメシンパシー。無慈悲にリアルなようで、いい見せ場もくれる話作りが巧みだ。