宇宙はどこまで明らかになったのか 太陽系の誕生からブラックホール、宇宙の進化まで (サイエンス・アイ新書 23)

  • ソフトバンククリエイティブ
3.31
  • (1)
  • (4)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797337310

作品紹介・あらすじ

137億年前に誕生した時間と宇宙。宇宙の寿命と比べると、人間の歴史はほんの一瞬に過ぎない。しかしこのほんの一瞬の間に、宇宙のさまざまな謎を解き明かそうと、多くの研究者たちが研究を重ねてきたのだ。太陽系の起源から最果ての銀河まで、次々と明らかになった事実をもとに、宇宙研究の最新成果をまとめてお届けする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 少し古い本ですが読みなおしです。
    最近の宇宙観測技術や分かってきたことと比較すると随分進化したと実感できます。

  • 国際宇宙ステーションも運用されていますが、まだまだ宇宙は謎ばかり。宇宙のほとんど全般にわたるここ10年の研究の進展を網羅した一冊です。

    所蔵情報:
    品川図書館 440/F74

  • こういう素人さんにも分かる話の方が意外に難しい 実際専門以外は知らんことも多いし 惑星形成時の化学反応とか言った所で普通は惑星てとこしか聞いてなくて、そんで惑星=宇宙までとんでもなく拡げられちゃって質問をぶつけられることが多い こういう人には簡単でもいいから説明できないと何故か何もやってなかったみたいなこと言われてしまう 会社入るまでに軽くでもいいから話せるようになっとこう でも研究嫌いだったから読んでてやな気分になった笑

  • この本を読んでみて思ったことは、本当によくここまで宇宙の謎が解明されたなということである。その中でも一番興味をもったのが、ブラックホールであり、今なお確認できていない存在で、この本でブラックホールに対する興味が増したと思う。その確認できていないものをどうやって見つけたのかなと思う。この本を読んでいると疑問からまた疑問が生まれてきて宇宙は本当に謎のつきないものだと実感した。また、勉強して理解できるように努力しようと思った。

  •  人類が、まだ数%しか解明していないとされる宇宙。惑星、太陽系、系外惑星、高エネルギー、光速ジェット、降着円盤、銀河系、宇宙論などの分野で、どこまで宇宙の謎は解明されているのか? 最新の研究成果で宇宙の謎を明らかにする! (amazon引用)(2007)

  • 普通に生活している分には、ビッグバンが何だろうが、宇宙が膨張しようが、知らなくてもいい。でも、宇宙は神秘に満ちあふれ、壮大で・・・そういった、人間には計り知れないスケールの大きさを思うと、それだけで何だが心がむずむずします♪

    それにしても、すごいですねーー。宇宙研究は日進月歩と言われますが、この本は、そんな中での最新の研究成果を教えてくれます。

    ほんっと、不思議ですよね、宇宙。大学の一般教養の授業で、浦島理論について学んだことがあるのですが、理解はできるんだけど納得がいかなかったんですよねーー。そんな私には宇宙理論は難しい(笑)

    色々思います。例えば、ビッグバンの前の状態はどんなだったのか。宇宙の果てはあるのか?あるならば、宇宙の果ての果てには、さらには、宇宙の果ての果ての果て・・・には何があるのか?考えだすと頭がパニックです。きっとこういうのも時間と空間の小難しい理論とかで答えがでる日もくるんでしょうが、私には理解できそうにもないですね(笑)

    そういや、清岡卓行さんのエッセイに、「ミロのヴィーナス像には両腕がなかったからこそ、ここまで人々を惹き付けるのではないか。」という内容の話がありましたが、これって宇宙にも言えるのかも。

    つまり、神秘、謎に満ちていて分からないからこそ、人々は宇宙に思いを馳せ、ロマンを抱くのではないかと思うのです。未知の部分があるからこそ、様々な、それこそ無限の空想、想像をすることが可能なわけで。いつか宇宙の全てが解明されてしまったら、ロマンも霧消し、宇宙の魅力も激減してしまうのかも?

  • ブラックホール、ビックバン、宇宙の広がりなどを科学的に説明したり、最新の測定方法などを説明している。
    ただし、私の理解力が乏しくスーット頭に入ってこなかった。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

大阪教育大学教授,理学博士,専門は理論宇宙物理学,とくにブラックホール降着円盤と宇宙ジェット.
 1956年宇部市生まれ.1978年京都大学理学部卒業,1983年京都大学大学院理学研究科(宇宙物理学専攻)博士後期課程修了.日本学術振興会特別研究員,大阪教育大学助手,助教授を経て,2004年4月より現職.
【主な著書】
『アインシュタインの宿題』(光文社,2003年),『となりのアインシュタイン』(PHP研究所,2004年),『100歳になった相対性理論』(講談社,2005年),『科学の国のアリス』(大和書房,2005年),『シネマ天文楽入門』(裳華房,2006年),Black-Hole Accretion Disks(共著)(Kyoto University Press, 1998, 2008)ほか

「2007年 『光と色の宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福江純の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×