イヌ好きが気になる50の疑問 なぜ吠えるの?ダックスの足が短いのは?人の言葉はどこまで理解できるの? (サイエンス・アイ新書 24)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797339253

作品紹介・あらすじ

家族の一員として過ごす時間が長くなれば長くなるほど、愛犬に対する疑問は増えるもの。「なぜ吠えるの?」「夢を見るの?」という素朴な疑問から犬種に関する疑問まで。そこでWebを使ってリサーチを行い、その結果から"知りたい"という要望が多かった50の疑問についてお答えしていきます。愛犬とのハッピーライフに欠かせない一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 犬についてのいろいろな疑問について、写真やイラストをまじえて解説しています。

    ただ、筆者が自分で研究したものではなく、他の本からの寄せ集めのようなきがします。

  • 犬の五感や知能、習性について。
    タイトルに「イヌ好きが気になる」とあるが、イヌ好きなら結構知っていることが多いと思う。
    テレビや雑誌などで犬が特集されていたら何となく見てしまうもので、少しずつ知識が身についているはずだ。
    特に実際に犬を飼っている人であれば、他の機会にも自ら調べることがあったのではないかと思う。
    犬を初めて飼う人ならおもしろいだろう。

    文章としては、学術的というより著者の体験談や推測を交えた記述も見られるので、性格の情報を得るには他の文献にあたることが必要だろう。

    でも、イヌ好きでも犬種の由来まですべて知っている人はそう多くないと思うので、分類や特徴についての記述は面白かった。
    驚いたのは、コーギーのしっぽは生まれてから人工的に切られたものだということ。
    そして、断尾がスタンダード(その犬種の理想的な姿)として定められていること。
    昔は牛を追いかけているときに踏まれないためという意味があったそうだが、なんて痛々しい。
    もちろん近年ではその必要がないので、禁止の方向になっているそう。

    私が飼っていた犬は保健所から引き取った雑種だったので、血統のついた純粋種にはあまり詳しくないということもわかった。

  • 適度なボリューム、読みやすい文体

  • 2015年3月新着

  • 著者の体験を通じ、飼い犬について書いてある本。

    しつけなどについては物足りない感もあるが、イラストが豊富ななので入門書としては最適かも。

  • 2011/11/03
    自宅

  • 犬に関するトリビア集。割と有名なものから本当にtrivialなものまで、様々な内容を扱っている。「イヌ好き」という嗜好的でも学術的でもない特定ジャンルが網羅されている点、及び、飼い主の視点から考察が為されている点が助け、まとまりのよい一冊に仕上がっている。

  •  イヌはなぜ人間になつくのか、なぜおしっこするときに片足を上げるのか、イヌも夢を見るのか、といった疑問にソフトな語り口で答えてくれる新書。著者は作家で、獣医とかイヌの専門家という感じではないようなので、あまり専門的な内容にはなっていない。絵や写真が多く、文は少ない。子どもでも読める。
     ヨークシャ・テリアをだいぶ昔2匹飼っていたことがあるだけだが、なんかペラペラめくってみてると面白そうだったので買って読んだ。イヌという種の歴史的な背景が結構説明されていて、いかに人間によって造られた特殊な種であるか、ということが分かった。イヌの記憶力の話とか、イヌやネコの祖先「ミアキス」の話、ブルドッグの顔がつぶれているわけ、など面白い話がたくさんあった。また、犬種によってよく吠えるとかよく走るとか性格が異なる、ということも、これからイヌを飼う人は知っておくべきことだと思う。イヌに関する雑学的な話が中心で、「飼い方」についての具体的な話は少ないが、毎日歯を磨いた方がよい、とかやっぱ飼うのは大変だなあと思った。(10/08/29)

  • リサーチ資料によると、一軒家で室内飼いが43.8パーセント、一軒家で犬小屋飼いが35.6パーセント、マンションアパートで放し飼いが13,6パーセントと続く。

    家族と共に暮らす室内飼いが増えるにつれてペットも家族という認識が浸透していったのだと思う。私自身も子育ての初期と同様、こんな本があるとついつい手に取ってしまう。

  • この本を読むと、「そうなんだ!」と思うことがたくさんあり、
    イネの知識がつきみんなに「へ〜」と言わせることが出来るとおもいます。

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著者プロフィール

三重大学教養教育院(専任)・人文学部(兼任)教授。専門は、語用論、談話分析、職場談話研究。主要業績: 「Pear story 再考」 『英語コーパス研究』第10 号(共著、2003 年)、「おしゃべりがはずむためのしくみを探る― 対話コーパスを英語教育にどう活用するか」 『英語教育への新たな挑戦― 英語教師の視点から』 (分担執筆、2010年、英宝社)、Referring Expressions in English and Japanese: Patterns of Use in Dialogue Processing(2011 年、John Benjamins)、James R. Hurford ほか(著)『 コースブック意味論』(共訳、2014 年、ひつじ書房)、「文法と談話のインターフェイス:「孤独な」 if 節をめぐって」 JELS 32 (2015 年、日本英語学会第32 回大会論文集)

「2021年 『動的語用論の構築へ向けて 第3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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