- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797340198
感想・レビュー・書評
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テレビは終わった、という本
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ネット広告を始めとするインタラクティブ分野での広告における現在のテクノロジーの実勢に始まり、ネット広告に対するテレビ広告として今後のテレビ広告に関する座談会の様子が収録されている。次世代広告テクノロジーという題名の通り、Google Adwordsあたりの話はもちろんされているが、ゲーム内広告といった比較的新しい分野に関しても焦点を当て、紙面が割かれているのは注目に値する。ゲーム内広告だけでなく、そういったテクノロジーの進化に際し、既存の広告フレームだけでなく、PRといった他のコミュニケーション領域での変革が起こる事も当然予想され、その部分に対しても触れている。
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googleの広告プログラムは参考になった。
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今読むと、当時の問題意識を思い起こさせてくれたり、手探り状態だったことがわかる本。
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著名な方の対談も載っていた
必要な部分だけ飛ばし読み -
読んだ。
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メディアは今大きな変革期を迎えている・・・というところから始まり、現在〜未来に向けての様々な意見が満載。
確かに10年前には、ほとんどインターネットというものが重要視されていないかったし、テレビの影響力は絶大であったと思われる。
しかし、近年ティーンエイジャーをはじめ、どの世代にもネットの影響力が浸透してきている。
この本では、さらに先のことが議論されている。
検索連動型広告のようにいかに探したい情報にマッチした広告のしくみを作れるか?
いかに消費者に参加してもらい、広げていくか??
そしてそのためには何をしているかをGoogel、サイバーエージェントなどをはじめとする第一線で働いている人の生の声が説明されている。
面白いと思ったのは、テレビCMの影響力がなくなるかどうかの議論の時、今までと同じことを繰り返していれば、間違いなく影響力は弱まっていくだろうが、
テレビメディアも大きく変わっていくだろうし、その先はまだ未知であるのではないかという一連の流れについては、単純に糾弾している本よりなるほどと思った。
インターネット業界は移り変わりが激しい、変化し続けなければ、業界自体は安定でも会社としての存続は難しいと感じた。
その他、Googelという会社のコンセプト、SEM、ターゲッティング広告についても興味深い内容が多数あった。
読んでいて、まだまだ使い方や、新技術により発展性が未知数な業界にすごい魅力を感じた。 -
ネット広告の識者が概論を語る。読みどころはあとがきの数ページ。新しい広告テクノロジーが次代のネット界の覇権を握るとする湯川氏の論説は説得力があった。
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インタラクティブ領域の有名人が、現在のウェブで可能な広告の方法論よりでの講演の記録。
目新しい発見は無かったが、これらで述べられていることを実践できていない自分にはやはり不安を覚えた・・・。
コミュニケーションをこ生業にしてんのに、このままでいいんかな? -
織田 浩一 (著), 高広 伯彦 (著), 須田 伸 (著), 湯川 鶴章 (編集) という顔ぶれ。タカヒロ氏のブログを興味深く読み、湯川氏のPodcastを聞いている私には買わずには居られなかった一冊。
一応、広告業界に身を置く者として、やはり目を通しておきたい。到着待ち