青年のための読書クラブ 1 (Flex Comix)

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  • ソフトバンククリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797352153

感想・レビュー・書評

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  • 売る前準備として登録.タカハシマコが自分に合わないくせに買ってみたのは原作モノだったからだろうか? 確かにそれなりには面白かったのだが,やはり買い止る→売りました

  • 「乙女ケーキ」以来タカハシマコさんが好き。
    桜庭一樹とコラボしているのだから、読まないはずがない。
    独特な世界観がよい。
    これは原作の手柄だろうけれど、シラノ・ド・ベルジュラックをモチーフにしているのは大成功!

  • 文学作品をモチーフとした話が、あるお嬢様女子高で巻き起こるお話。この巻では「シラノ・ド・ベルジュラック」と「マクベス」でした。絵も好みだし文学を題材とした話を「読書クラブ」というクラブを中心に巻き起こすというのが、また面白くてはまりました。特に心に残った言葉があって、『変わろうとすること、考えまいとすることを、あの頃ぼくたちは同時にやってのけようとした。金色の偽者の革命だ。しかし、いまのぼくは、けして変わるまいとすること、絶えまなく考え続けようとすることを同時に行っている』この前半はバブルの時期を指しているのだけど、まさにそのとおりだなぁと感心。ただ、この話と「マクベス」の繋がりがどうもうまく分からない私なのでした(T∇T)。

  • 原作を読んだので、久々に再読。残酷な一面を持つ可憐な少女を書く桜庭さんと、その可愛らしい顔の下に毒を潜める少女を描くタカハシさんの贅沢なコラボ。穢れを嫌う清廉潔白な乙女達と、女子集団のどろどろとした空気を含んでいるのがうまく表現されている。「烏丸紅子恋愛事件」の一連の流れと乙女達が持つ「女」への考え方と紅子自身の捉え方の違いが面白く、地位が転落した場面が見開きという見せ方は今見ても斬新でした。「奇妙な旅人」のきよ子と桃色扇子が特にお気に入り。

  • 原作の雰囲気をなかなか良い感じに表現されています。
    別の方が描いたのも読んでみたいですが、これはこれで好きです!

    でも、タカハシさん、仕上げをデジタルに変更なさってからコピペが
    結構目立つというか…。いや、それがデジタルの良さで、効率も
    あがるのでしょうが、見つけてしまうとなんだかテンション下がってしまい…。

    それはそれとして!可愛らしい絵と少し乾いたお話。
    原作読まないとちょっとおいてけぼりに感じるかもしれませんが、お勧めです。

  • 小説(notラノベ)のコミカライズにありがちな文章説明があまりない。上手く小説を漫画に落とし込めている。
    絵柄も原作のさっぱりした文体のように癖がなくさらりとしていて原作の空気が上手く出ていると思う

  • 2巻まで

  • 自分が女子高に通っているため、ものすごくあるある。
    ”王子”の特別さとか、勝手に思い込んで裏切られて、裏切られたから追い出すっていうのが
    どこにでもいる女子の姿なんだなぁと思いました。

  • 2巻まで

  • 原作の文庫化が待ちきれず、コミカライズに手を伸ばしてしまいました。これはなかなかのヒット!キャラクターがどれも同じように見えちゃうのが残念ですが、原作がしっかりしているのでやっぱり面白いです。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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