あなたはネットワークを理解していますか? インターネット時代に欠かせない根っこの知識が確実に身につく! (サイエンス・アイ新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797354690

作品紹介・あらすじ

ソーシャルゲームの隆盛、LINEなどのコミュニケーションツールの普及を見ても、
いかに“つながること”が人にとって大切かがわかります。
本書は、情報を扱うネットワークが新しいステージを迎えていることに注目し、
ネットワークの本質にやさしく迫ります。

本書は“情報”をどう伝えるか、どう動かすか、どうつなげるかをテーマに、ネットワークの本質に迫ります。
視線を目の前から社会や世界に、もっと広く、もっと遠くへと向けるわけです。
そこにはコンピュータの未来の形、そしてその未来の中心を担うネットワークの真の姿が見えてきます。
本書を読み終えたとき、より深い「理解」があなたを満たし、「世界」との新しい絆(チャネル)が生まれているはずです!

第1章 ネットワークという魔法のことば
第2章 人類はどう「残し」どう「伝えて」きたか
第3章 つながってこそでる威力
第4章 隠す者と暴く者
第5章 しっぽを噛むヘビ

感想・レビュー・書評

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  • インターネットに関する基本的な用語の知ることができた。すなわち、次のような用語である。
    データ、情報量、インターフェイス、セキュリティホール、チャネル、エイリアス、エンディアン、バッファ、トロイの木馬、フィードバック
    アナロジーとして使えるボキャブラリーが増えたことが一番の成果だった。

  • 読み易い。

  • 貴方はネットワークを理解していますか?インターネット時代に欠かせない根っこの知識が確実に身につく

  • 1

  • 本書は“情報"をどう伝えるか、
    どう動かすか、どうつなげるかをテーマに、ネットワークの本質に迫ります。

    視線を目の前から社会や世界に、もっと広く、もっと遠くへと向けるわけです。
    そこにはコンピュータの未来の形、
    そしてその未来の中心を担うネットワークの真の姿が見えてきます。
    本書を読み終えたとき、より深い「理解」があなたを満たし、
    「世界」との新しい絆(チャネル)が生まれているはずです!

    ネットワークとは
    何かと何かの間を、モノや情報が移動すること
    (と、そのための仕組み)

    世の中のネットワークは
    「何」を「どう」送るか
    という観点でいろいろ区別できます。

    コミュニケーションとは
    離れた場所で情報パターンを再生産できることである。
    それに類似して、記憶とは離れた時間に
    情報パターンを再生産できることである。

    はじめに
    第1章 ネットワークという魔法のことば
    第2章 人類はどう「残し」どう「伝えて」きたか
    第3章 つながってこそでる威力
    第4章 隠す者と暴く者
    第5章 しっぽを噛むヘビ
    おわりに
    参考文献
    索引

    第1章 ネットワークという魔法のことば
    みんなネットワークが大好き
    見えてきたネットワークの性質
    ネットワーク世界の探検準備
    コラム 携帯電話は未来の道具だった

    第2章 人類はどう「残し」どう「伝えて」きたか
    昔、昔のその昔
    信号と暗号:かぎられた相手にだけ伝える方法
    電子の力を借りた自動機械
    情報とはなにか、どう伝えるか
    コラム 最も好きな発明

    第3章 つながってこそでる威力
    見えないものを追いつめる
    実物のネットワーク
    ネットワークをどう張り巡らすか:グラフ理論
    コラム ○○は暗号だ! モノグラム

    第4章 隠す者と暴く者
    小説に見る暗号のアイデア
    情報を守る暗号のしくみ
    セキュリティとプライバシー
    コラム あなたの意見が確実に反映される選挙

    第5章 しっぽを噛むヘビ
    ネットワークの中に生まれるバランス
    人間がつくりだしたネットワーク
    自然界と生物のネットワーク
    超電導の世界であなたはなにを生みだすか?
    コラム 狭い答え、広い答え

  • 本書での「ネットワーク」は非常に広義なものでいわゆるTCP/IPの情報ネットワークや物理現象、エネルギーや神経系などまで対象にしている。
    「ネットワーク」にまつわる歴史や技術的な雑学について知ることができる本。
    しかし広範囲を扱うがゆえにそれぞれの解説についての比重はどうしても軽くなっている。

  • 広く浅く学べる本、気軽に読める感じが良いです。

  • とても平易な表現で、読み易いところは良いのだが、守備範囲が広すぎで、結局何が残ったのかよく分からない本。
    狼煙に始まり、二進法、暗号、コンピュータ、フィードバック。聞いたことのある言葉が並んで、面白いネタは提供されるものの、タイトルにあるネットワーは結局掴み所の無い感じ。

  • 根っこの知識は身につくかもしれないが,ある程度の知識がないと,結局は浅い知識になるのではないか?

    事前知識のない人が,この本を読んで,「根っこの知識」が身についた!と言われたらイヤだなー

  • スピードが劇的に上がった、参加するためのハードルが劇的に下がった。

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著者プロフィール

京都大学卒業、東京大学大学院博士課程修了(情報科学専攻)。博士(理学)。エルデシュ数=5。現在は茨城大学に勤務。著書に『マイクロソフト・シンドローム』(共著、オーエス出版)、『「伝わる!」説明術』(筑摩書房)、『仕事を加速する技術』『あなたはコンピュータを理解していますか?』(SBクリエイティブ)、『なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか』(NTT出版)、など。

「2014年 『あなたはネットワークを理解していますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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