神曲奏界ポリフォニカ メモリーズ・ホワイト (GA文庫 た 1-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797355420

作品紹介・あらすじ

二〇〇年前の精霊島に飛ばされてしまったスノウ達が見たものは、戦争の緊張に揺れる世界だった。自分たちの時間へ帰るべく模索を続ける中、故郷へ戻っていたマーヴェラスに死刑判決が出たことを知る。助けに走るスノウ達だったが、問題もあった。-マーヴェラスを助けることは、未来が変わってしまう可能性もある-ということだ。迷いの末に、スノウ達が出した結論とは?マーヴェラスの運命は?そして過去に飛ばされた真の理由とは!?息を呑む「炎帝の紋章編」ついにクライマックス!精霊島の学院祭に招待されたサラサを主人公に描いた書き下ろし短編「プロデュースド・ホワイト」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 過去話最終巻。
    やっと終わったよー。

    悲惨な過去の話をあれだけ描いて、
    戻ってきて得られたのが、
    四人の成長と、神曲演奏の一体感だけなんて、あんまりだ!
    これじゃあ、スノウたちが過去に行った意味がない。
    失ったものと得たものの大きさが全然釣り合ってないからだ。
    これは、納得いかないよね。

    過去話、わざわざスノウたちを出す必要なかったんじゃないかな?
    ブランカやリシュリーがそのことを忘れてたなんて苦しい設定も
    無理矢理な感じだし。
    あと、ナノポニートの存在も、なにそれ? 統合思念体?
    ポリフォニカの世界観に全然合ってない気がする。

    ちょっと残念な展開だ。

  • 炎帝の紋章編終了。
    マーヴェラスとリシュリーの別れの場面、そして彼女を失ったリシュリーが壊れていく姿は悲しい場面だった。
    そして、スノウたちの前に現れたエリュトロン。パリアに秘められた事実が明かされ、過去のブランカの身に降りかかった出来事の始まりだから、ブランカたちの場面も読んでいて辛い。

    元の世界に戻った後でのブランカのスノウに向ける行動、リシュリーのジョッシュに向ける行動が微笑ましい。
    実際にはずっと離れていたのに、絆は深く繋がりあったような気がするスノウとブランカ。
    今後の展開が楽しみ。

  • 世にも珍しい、牛(精霊:彼の名はミノティアス)のペンフレンドを手に入れたサラサ、うらやましいぞー!

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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