- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797358353
感想・レビュー・書評
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2年前は信じられなかった世界がどんどん現実になる世の中だなー
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内容があんまり…に思えたので流し読みです。一年前に書かれた本だからか?今読むと学ぶものが無いように思えました。もしその時、「日本にソーシャルメディアマーケティングを広める!」という意図で書かれたなら、これから書くレビューは読み違えですごめんなさい。
まず、全編にわたりマーケティングを戦争として語り、防衛戦を仕掛ける企業はこのようにソーシャルメディアを、ゲリラ戦を仕掛ける企業は…などと書かれている。マーケティングって戦争ですかね?そしたら生活者のマインドを充足させる、生活者に参加してもらう、生活者に受け入れてもらうマーケティングって何だろう?
あと、せっかくソーシャルメディアの話をしているんだから、キレイ事であろうと、そこに接する人の心の機微に触れるべきではないでしょうか。そうしなければ、単なるWEBの情報ツールと同じじゃないかな。
全体的には、ソーシャルメディアを活用するノウハウが書かれている訳でもなし、概念や思想が語られている訳でもなし、歴史でさえたいして書かれていない。
もしも一年前に書かれたもので古い情報だから、という事なら、ブログで連載したもの、雑誌で連載したものをまとめるならまだ分かる。それなりの値段の本で、この内容の本を書いたこと自体がマーケティングとして失敗に思えます。厳しい意見ですみませんが、主題が主題なので、このようなクチコミも受けていれて頂きたい。 -
ソーシャルを扱う際の体制作り3要素。
1.自ら率先してやろうと、ささやかな決意ができる現場スタッフ
2.それを理解し支え、取り仕切るリーダー
3.新しいものへ挑むための、感受性
なお、
書籍内にも登場する、「ソーシャルメディアとマーケティングミックスの概念図」。 凄く分かり易いです! -
対話、関係性、文脈、クチコミあたりが、SMMのキーワード。
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SMMとはなんぞやという人にはオススメ。
基本的なことが載っている。
おもに内容はツイッター。
・読む際に注意する
マーケティングを「戦争」として例えることが多くでてくる。
これはSMMの使い方などを説明する際に置き換えているだけで
マーケティング=戦争という固定概念にならないように気をつけること。 -
かなり基本的なところからSMMが理解できる。Twiiter系の話が多め。業界内のポジショニングごとに具体的な戦略が書かれている点がすごく良い。革命戦などの言葉のチョイスが著者のSMMに対する本気度を感じさせる。ベンチャー経営者として共感する部分が非常に多かった。SMMについて短時間で理解するにはまずこの本を読んだらいいと思う。
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ツイッターマーケティングの本。著者たちにはツイッターマーケティングの実績もASPのような管理システムもあり、大企業も小規模事業者も、まずは手を出してみることを勧めている。他の方も指摘しているように、初心者向けとしては読みやすい教科書だと思う。
この本では「ストリーム化」という言葉を用いているが、ブログ、CGM、SNS、ツイッターと、webの世界では市民・消費者の参加が急速に高まり、その発信速度も高まっている。TVや新聞雑誌の情報を唯々諾々と飲み込んでくれた羊のような消費者の姿は過去のものになり、良くも悪くも、クチコミも炎上も、マーケティングの世界では現実として直視すべきものになっている。だったら企業も炎上を恐れて押し黙っているのではなく、積極的にコミュニケーションしてはどうか、ちゃんと企業向けの管理システムも用意してますよ、というのが著者たちの主張。そこまではわかる。
とはいえツイッターはまだ始まったばかり。オバマが大統領選挙で活用したことで有名にはなったけれども、日本のビジネスツイッターではまだフォロワー数万がいいところ。ユーザー層もまだまだ、「新しモノ好き」層に留まっている可能性も高い。「ブランドづくり」よりも、狭い範囲やイベント単位での集客の方が適しているのではないだろうか。本書の中で紹介された事例も繰り返しのものが多く、乏しい実績を戦略論や戦争論の比喩で嵩増ししている感も否めない。
ブログでペイパーポストやるよりも公式ツイッターで堂々と広報する方が健全、と言われればその通り。ただ「ソーシャルメディアマーケティング」の本なのだから、動画とツイッターだけじゃなくて、SNSとかまで含めて、幅の広い議論をしてほしかった。 -
初心者の人にとっては教科書になるが、マーケティング=戦争っていうのが少し微妙。
ソーシャルメディアマーケティングはいまや企業のマーケティング=戦争には不可欠な存在となっている。いわば、新兵器である。だが、ただ使うというよりは従来の4マス広告を即効性のあるマーケティングとして用い、ソーシャルメディアを遅効で、かつ消費者に親和性のあるマーケティングとして用いるといった、統合型のマーケティングをすることでソーシャルメディアマーケティングは意味を成してくる。 -
この本は非常にレベルが低いと思います。マーケティングは「戦争」であるというテーゼを基に議論を進めているけど、それは間違い。マーケティングは戦争ではない。
敵は競合企業で、戦場はユーザーのマインド。おかしいだろ。マインドシェア取れれば、利益上げなくてもいいの?競合を打ち負かさなきゃいけないの?
商売は富の「交換」であって、目的は当然利益を上げること。マーケティングは交換を促進するためのユーザーとの関係作り。最善のマーケティング手段は競合と「戦わない」こと。
議論の出発点がおかしいから、全てがおかしくなっている。ソーシャルメディアについての認識も甘い。KPIの話は特にひどい。 -
現在のソーシャルメディアマーケティング実用書はこの作品ぐらいしかないため、今は教科書になる本。
著者がマーケティング戦争論者なので、ソーシャルメディアマーケティングはゲリラ戦であると定義している事には、大きく外れた考え方ではないが違和感があった。