デジタル教科書革命

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797360264

感想・レビュー・書評

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  • 単なる教科書のデジタル化ではなく、教育現場でのICT活用について海外も含めた現状および今後の課題がまとめられている良い本です。次世代を担う今の子どもたちに押し付けの詰込み教育でなく、自ら考えることを学習する環境をいかに提供することができるか検討が必要ですね。

  • 未来の教室の姿が、頭の中に描けた。

    世界とつながり、クラスメイトと協力して主体的に学習する。
    必要な時に必要な映像や知識を分かりやすく得ることができる。
    反復学習では、一人ひとりに合った問題を、効率的に行うことができる。
    校務の効率化も進み、教員は、より子ども一人ひとりに合った教材研究を行える。

    「デジタル教材を活かし、このような教育を実現したい!」と思った。


    また、情報教育、デジタル教材に関する現在の学校現場の様子や、制度等も詳しく説明されており、情報教育のレポートや研修にも大いに活用できそう。

    今あるオススメの教材も紹介されており、勉強になった。


    情報教育の進化の目覚ましさを考えると、恒久にとは言えないが、とにかく「今」読むには素晴らしい本。
    強いて言えば、せっかくだからカラー写真で紹介する部分も欲しかったかな。(ネットで調べて補完しました)

  • 教育のデジタル化を、世界、電子書籍、プレイヤーなど様々な角度から結果として包括していて良い!お得。マジ使える。借りてたけど、買う!

  • 時期的に田原総一朗への反論本という見方がされているが、内容はそれだけではない。

    デジタル教科書って何だ?
    未来の教育ってどうなるの?
    DiTTってどういう方向で動くのだろう?

    などといった日本を含む、世界のデジタル教科書(教育の情報化)についての情報を多くの事例を取り上げ網羅した本。

    デジタル教科書(教育の情報化)によって創造力・表現力を身につけよう。多様な価値観や知識を得よう。
    そういうことにデジタル教科書を使うんですよ。といった意思を強く感じる内容であった

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著者プロフィール

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。1961年生まれ。京都大学経済学部卒業。慶應義塾大学で博士号取得(政策・メディア)。1984年ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。通信・放送融合政策、インターネット政策を担当。橋本行革で省庁再編に携わったのを最後に退官し渡米。1998年MITメディアラボ客員教授。2002年スタンフォード日本センター研究所長。2006年慶應義塾大学教授を経て現職。

「2017年 『ポスト2020の都市づくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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