孤高のSAS戦士 (ソフトバンク文庫)

  • SBクリエイティブ
3.86
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797368031

作品紹介・あらすじ

セルビアでのミッションで負傷し、片足を失ったSAS戦士チェット。それから五年後、いまは警備員として働く彼は、危険な情報をつかんだ。英国首相が軍需産業と手を結んでいるらしい。チェットは平和運動家の女性とともに真相を探りはじめるが、ふたりの前におそるべき女暗殺者が立ちはだかる。その影に隠された卑劣な陰謀とは?世界を巻きこむ巨大な悪へ、チェットの孤高の戦いがはじまった。中東からバルカン半島、そして英国へと展開する壮絶な冒険アクション。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • クリス・ライアンのSASシリーズであるが、最近の作品ほど面白さが失われ、単なる描写になっているといったら叱られるかも知らないが、それほど、ガッカリてあった。既読の2作品と比較し、本作はやや異色で主人公やその周りの登場人物がバタバタと殺害されていく。即ち、殺しの描写が綿々と続くのである。彼が今まで作品の中に込めていた兄弟の確執など主人公を描き込む作業も中途半端であり残念な仕上がりとなっている。作品はバルカン半島での作戦で自分を救うために片足の膝から下を消失したリタイヤした兵士と救われてSASに残り第一線に残った兵士が幾つかの結節点を持ちながら邂逅し、イスラエルとパレスチナの間に発生しようとする危機を救うという話しであるが、話は必然性もなく飛ぶので語るべき内容はない。

  • 版元が変わっての一作目。
    情け容赦ない展開と今まで以上にえぐい描写で読ませます。

  • とある元SAS隊員とその周辺を巡る陰謀についてのお話が舞台。
    とにかく伏線の張り方が上手く最後にきちっと回収。

    女性暗殺者が出てくるのですがこの人がまた強い。
    とにかく強い。

    舞台もいろいろな国へ飛びますが非常にわくわくします。
    元SAS隊員の作者が書いてるだけに面白くもありリアルでもある
    なかなか読み応えのあるミリタリー小説でした。

全4件中 1 - 4件を表示

クリス・ライアンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×