這いよれ! ニャル子さん 9 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797368918

感想・レビュー・書評

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  • 今回は過去が舞台のエピソード。
    過去話とはちょっと違うニュアンスで。
    パラドクス的な仕掛けはなかったように思うので、都合のあう伏線を再利用したというイメージ。
    それにしても、あのキャラが再登場するとは思ってもみなかったのでちょっとビックリ。好きなキャラなので嬉しかったけど(笑)。

  • ニャル子たちと過ごす日常。彼女たちが突然消えたことから、真尋はその『日常』を大切に思っている自分に気づく…といういつにないシリアス展開から始まります。が、それでも『ニャル子さん』は『ニャル子さん』。パロネタ全開で笑わせていただきました。
    「Q.ニャルラトホテプとクトゥグアが喧嘩した時」「A.14へ行け」に思わず吹いたけど、わかる人どのくらいいるんだろ(^^;
    歴史改変により消失したニャル子たちを助けるべく、過去に行く真尋。今までの話を上手く絡めて展開していく手腕はさすがです。

  • ニャル子の初恋物語。
    突然ニャル子たちが消失し、誰もそのことを覚えていない。
    そこにフィギュア=ヨグソトスの生体端末に憑依したイス香が現れ、原因を探り元に戻すため、真尋と過去へ跳ぶ。
    幼いニャル子とクー子の仲を取り持ち、笹の葉ラプソディのように、幼いニャル子がヨグソトスと名乗った真尋に初恋をする。
    結局、時間干渉をを受けない主人公体質を利用し、宇tubeで全宇宙遅延0の配信を目論んだニョグ太が犯人。

  • パロディまみれでわかるのがあったりわからないのもあったり。

    そろそろまずいんじゃなかろうか、と人事だけど気になったり。

    ま、伏線の回収のしかたとか、張り方とか、普通の話じゃできない方法でやっているので、そこはすばらしいとしか。

    あと、安売りのフォークは長持ちしない・・・ああ、投擲武器だから回収できないし、いいのか。

  • 逢空万太『這いよれ!ニャル子さん』第9巻。

    最初の50ページばかり読んで放置してた。
    どんなに設定そのものがぶっとんでようが、
    いつものように予定調和するところがよいのだよ、とくにこの類のラノベは。

    というかラノベを逸脱しつつあるように感じられるほど
    パロ/メタまみれであるのに
    徹頭徹尾ラノベなのがすごいず。

  • 2012 4/21読了。WonderGooで購入。
    ついに待望のフルアニメ化し、1-2話も大評判のシリーズ最新刊。
    突然消えたニャル子たちを取り戻すべく、真尋が時空を超えて大活躍する話。「ニャルラトホテプの消失」とかつけても良さげな気もするとは今思いついた。まあよくあるネタだしね、過去改変。

    ニャル子=アスミスというネタだけでなく、珠緒の好物がラムレーズンアイスをのせたバウムクーヘンとかいう中の人ネタ(アニメで珠緒を担当する大坪由佳さんの好物がバウムクーヘン、その代表作であるゆるゆり・歳納京子の好物はラムレーズンアイス)も、なんの説明もなしでガンガン入ってきていて、他にもきっと気付けていないパロディとかネタとかわんさか入っているんだろうなあ、と思ったり。
    そういうのをいちいちコメントで教えてもらえたり誰かがまとめサイト作ってくれたりするので、あらためてこの作品はアニメ化/ネット配信に最適だったんだなあとか思ったりする。
    原作がなければアニメができないが、アニメで見たほうが面白いし、筋を知っていても全然問題なく楽しめる、稀有な作品ではないか。
    今期でこの巻まで話が進むことはないだろうけど、アニメも原作も末永く続いてほしいものである。

  • なんだか今回はマジでピンチかと思ったが、まあ平常通りでした。でもちょっと真尋くんデレてきた。
    どこに伏線があるかと一時も気を抜いて読めない。
    あと小学校時代のニャル子達は俺得でしたありがとうございます。ちっちゃくなっても変わらないものがある・・・

  • アニメがフィーバー気味ですが本編は平常営業です。ちっちゃくなってもいつも通りの邪神たちです。ちっちゃくないよ!の中の人とかネタは相変わらず満載です。そして安心のオチの付け方。今回は割とピンチな感じだったからついにマジかと思ったがそうはいかないですよねー(笑)真尋クンが完全にオチてしまうところが真のエンディングかしら。しれっとこっちでもベルさん組が武力介入してたあたりにニヤリ。ええい、ベルさんとLeaderはまだか!(笑)

  • ヤ ナ カディシュトゥ ニルグウレ ステルフスナ クナァ ニョグタ クヤルナク フレゲトル

  • 仮面ライダーメテオのネタが出てくるのは想定内でしたけども、Xラウンダーとか相変わらずのネタの仕込みっぷりにニヤニヤしながら読めました。内容的には、どこに伏線仕込んでいるか、と注意して読んでいたら、他の感からもってきているものもあり、何でもアリ感がさらに増した感じです。おかげで確かにノリは劇場版みたいな感じだったかも。そんな中でも、予想どおりながら綺麗に繋がる部分ありなニヤニヤ展開で、いつも以上に綺麗に収まっていたように思います。

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著者プロフィール

第1回GA文庫大賞で優秀賞を受賞し、『這いよれ!ニャル子さん』でデビュー。

「2017年 『ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣!セイケンザー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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