- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797371024
作品紹介・あらすじ
「想定するターゲティング」から「実証するターゲティング」へ。従来型マーケティングの常識を打ち破り、未来の顧客を発見するためのまったく新しい考え方。
感想・レビュー・書評
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PDCAじゃなくてDoしながらPDCAしていかなきゃね という趣旨の本
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PDCAではなく
C→→→
PD→→
└細かいPDCAの連発
最初に構想を考え、あとはやって調整していく -
実証するターゲティングとは?
→受け手主導のコミュニケーションは基本は消費者からのプルを前提とする
反応した人がターゲットだという認識が大事
まずやってみて、ユーザー行動などをとことん分析し、マーケティング活動自体を改善していく
とにかくユーザーを来訪させ、データとデータをつないでそのユーザーにあったコンテンツを見せる -
良書。ネタ元になる。
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読みやすかったし、プル型マーケティングのイラストが⚪️
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枠から人へ。
反応した人がターゲット。 -
ビッグデータ時代を迎えて、ネットでのマーケティングがどのような方向へ向かっているかを示唆する良書です。
従来のアスキング型のリサーチの加えてソーシャルメディアの普及によりリスニング型の比重が高まる。この場合過去に遡るなどの調査が容易なことも大きな利点になる。
ターゲットの選定は送り手主導=プッシュ&固定的から受け手主導=プル&動的な方法が増加しており、ウェブサイトでの広告も「枠」からターゲットをクッキーで判別して特定の「人」へと変化している。Facebookでは企業のCRMデータと照合してピンポイントで広告を表示させるなども行っている。
最近脚光を浴びているトリプルメディアマーケテングの要素であるオウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアなどもCRMと合わせて情報を統合してアトリビューション分析やプロファイリングなどでターゲティングに活用しPDCAを回す。
リクルート社など大手企業の事例にあるようなことですが、今後は様々な企業に広がっていきそうです。中小企業などには、Amazon Elastic MapReduceなどのクラウドのビッグデータ処理サービスとオウンドメディア、アーンドメディアの組み合わせで安価に企画から運用までサポートするようなビジネスなども良さそうです。 -
特に目新しいということはなく、「ですよねえ」という内容だが頭の整理にはよいかと。「反応した人がターゲット」という考え方は個人的にアグリー。仮説にとらわれるのではなく、ファクトベースで詰めていきましょうという考え方は、もちろんデータがしっかり分析できるからこそではあるが、そうありたいと思う。
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「顧客を想定⇒検証⇒ターゲット策定」が従来式。「メッセージを打ち出し反応した人がターゲット⇒ターゲット層を広げていく」がビッグデータの時代に可能になった手法。
行動観察により早く、精度が高い面も。新たな視点が多く、面白かった。 -
マーケティング再強化、まずは第一弾読了。
反応したものがターゲットと。
組織作りにも言及あり。