- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797372922
作品紹介・あらすじ
2011年9月、たった1人でインターネットビジネス業界に本格参入し、
わずか半年で7億円を稼ぎ出すと共に、ネットビジネス界のカリスマにのぼり詰めた与沢翼。
2012年4月には、新会社「Free Agent Style」を設立。
六本木に260坪のオフィスを構え、21世紀型の働き方「フリーエージェント・スタイル」の啓蒙・普及を開始し、
グループは11社以上、年商見込み50億円、社員数100名超の会社に急成長させる。
そんな現在、最も注目されている若手起業家である与沢翼の成功の特徴は、そのスピードであり、
与沢氏自身も「秒速で稼ぐ」が口癖である。
本書では、年収12億円とも言われ、「ネオヒルズ族」として今、最も注目されるカリスマ・与沢翼の
「秒速で成功するノウハウ」のすべてを紹介する。
序の法則 マインドセット あなたは選べる。成功するのか、凡人のままでいるのか
第1の法則 願望実現 自己洗脳は最強の成功法則である
第2の法則 お金儲け お金と投資の真実を学びなさい
第3の法則 成功戦略 この世で最も尊いものは、アイデアと他人のふんどし
第4の法則 勉強法 成功者を徹底的に分析し、愚直にマネしなさい
第5の法則 人を動かす すべては感情操作でうまくいく
感想・レビュー・書評
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選択と集中、決断と実行。トップから考える。複利で回す。目標と分割。レバレッジ。相手に喋ってもらい、よく聴いた上で付加価値のある質問をする。これ知ってますか?と。上の相手には、相手が認めてほしいツボを押す。話を聞いて相手を満足させ、こちらに興味を持ったら丁寧かつ端的に答え、かつ相手が知らないこと、相手にとってイノベーティブな情報をプレゼントする。下には、自分のフォロワーにする。いい事言って実行し続ける事。横には、自分の存在そのものが皆をポジティブにさせる、気合いを入れる存在。人が大事。悪口批判はせず、褒める。相手が喜ぶ行動をする。勇気を持って行動する。
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成功のヒントを知りたくて読書。
実際に話をする映像は見たことないが、名前だけは知っていた著者。本書を読むと著者がなぜあまりよく言われないか分かる氣もする。
残念ながら私には再現性はなかった。
本書発売後、資金繰りが悪化して、ビジネスは事実上停止してシンガポール、ドバイへ海外移住してしまったようだ。迷惑をかけた関係者についてはどう思っているのか。本書で述べている信義礼節を尽くす生き方なのかと思った(著者のことを詳しく知らないのでこれ以上の著者個人への言及は避けるが)。いまいち腑に落ちない。
ただボケっと見ているのではなく「自分ならどうするか」「なぜ、これがウケているのか」ということを考えながら見るクセをつけてほしい。(p203)
「既知+未知」(p198~)
新しいサービス、ヒット商品は、無から生み出すのではなく、既存のものからの変化球。そこにこの公式が該当する。
魚鱗の陣
選択と集中での突破力は尋常ではいのだと思う。だからこそ人一倍目立ち、成果も出したのだろう。
全体として、著者は不良で、高校を3日で退学した過去から努力して億を超えるビジネスをなした自負とその背後に強烈なコンプレックを感じる。それが売名行為、炎上商法とも言えるやり方へとつながっているように思える。
それでも、顔をしっかり晒して行きていくのはすごい。メンタルは強い人なんと思う。
もっとその力を世の中が、少しよくなる形あるものを生み出すことに発揮していれば、より尊敬集め、評価される人になったかもしれない。そう考えると惜しい氣もする。だが、それも著者が選んだ道なんだが。
読書時間:約50分 -
2、3順目は100%タイムマジック。
明らかにこき下ろしていい状態の方をこき下ろすのはげすいのでやらん。
だいたい、2回起業を軌道にのせた時点である程度評価されるべきだろ?
そこそこまとも。
でも引用多すぎ。
ひとつだけ参考になると思った。
最初はなんもかんもおわずに、金だけ追いかけろ。確かに一理ある。
最大の問題は、この人がしたことと成功したことに、相関はあってもそれが原因と結果の関係になってる根拠がない。
この人はこれをやった。
で、成功した。
それだけ。
何をもって普遍性があると思ってんだ?
当事者は思うわ、そりゃ。
世の中のたいていの成功者本の構造的な問題だと思う。
結論。捨てた。 -
アフィリエイトビジネスについては、古臭い事いってるなぁと思っていた著者だが、根底の考え方では刺さる部分が多かった。サクッと読めた。
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あまりテレビを見ないので著者のことを知ったのは最近だった。派手なこと、目立つことをやって知名度を上げていくのも戦略の一つ。
著者の行動はすべて戦略で、本を読む限りは新義礼節を重んじるし、書いてある内容はその通りだよな!って思うことばかり。
ただ、戦略戦略と書かれているため、著者が本当に思っていることなのかなと疑問を持ちながら読んでいた。
これもイメージ戦略のうちの一つかなと(笑)
けれど、もっともなことが書かれていたし、ありえないくらい努力をしたから、今の状況があるんだろうし、真似して行動したいと思うことはいくつかあったように思う。 -
この本の著者に対して、あまり良い印象はなかったのですが、読んでみると意外に響くフレーズが多々ありました。普段の著者の印象とは真逆で、いわゆる自己啓発本に書いてあるような真面目な内容も多く、それでいて実践者としての話も書かれていて楽しめました。
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著者与沢氏の成功のカラクリがまとめられている。
今すぐに、目標を設定しスケジュールをたて行動することを明確に示している。
この手の本に共通している目標を紙に記し毎日自分自身に暗示をかけて進んでいくことの大切さを今回も実感した。 -
いわゆる成功者と呼ばれる人は、
自分を利する心、
自分が向かう先で向かって、きちんと歩いていくことができると思わされた本。
・目標達成には、正しい方法がある
①率直かつきちんと理由を語れる欲望を持つ
②自己否定をする
③刺激を受けたら即行動する
④正しい目標設定をする
・目標をブレさせないコツ
感情に左右されず数字やデータで具体的論理的に考えると言うことを絶対やる
・未来を創るの新たな行動だけ
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# 書評☆3: 秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ | 汎用的な成功体験をまとめた与沢流自己啓発書
## 概要
- 書名: 秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ
- 副題:
- 著者: 与沢 翼
- ISBN: 9784797372922
- 出版: 2013-09-26
- 読了: 2020-08-29 Sat
- 評価: ☆3
- URL: book.senooken.jp/post/2020/09/01/
## 評価
与沢翼の調査中に読んだ1冊だ。時系列からして,「[秒速で1億円稼ぐ条件](https://book.senooken.jp/post/2020/08/18/)」に続く3冊目の著書となる。
書籍の内容は,アパレル会社倒産後,インターネットビジネスで復活を遂げた与沢翼の成功論が書かれていた。一言でいうと自己啓発書だった。
マインドセット,願望実現,お金儲け,成功戦略,勉強法,人を動かすといった内容をこれまでの経験をベースに説明している。
彼の具体的な成功方法については,前著の「秒速で1億円稼ぐ条件」にしっかり書かれているので,こちらにはそこを除いた一般論が書かれていた。
前著などを読んでいると,内容としてだいぶ重なる部分が多く感じた。そのため,そこまで目新しいところはなかった。
ただ,与沢翼の一般的な考え方が整理されているので,具体的な手法ではなく汎用的なものがまとめられているのはよかった。
## 引用
> ### p. 61: 3 刺激を受けたら即行動する
> 祖父が「お前は、もともとそんな人間じゃない。頭だっていいんだから弁護士を目指したらいい」と差し入れてくれた、元極道の女から弁護士になった太平光代さんの著書『だから、あなたも生き抜いて』(講談社) を呼んで、人生で初めて泣いたのだ。
ここでは与沢翼の感性について書かれていた。学生時代の転記となった書籍が紹介されていた。「スーパーフリーエージェントスタイル」でも紹介されていたような気がしたが,そちらでは書名のメモを忘れたのでこちらでメモした。
> ### p. 116-121: 24 戦略は3ステップでつくる
> 成功者は成功をもたらす高度をきちんとやっている。そして、その行動が何によって成り立っているかといえば、正しい戦略によってである。
>
> だが、ここで忘れてはならないのは、どのような戦略も必ず目的があるということ。つまり、目的の数だけ、それぞれの戦略が必要になるということだ。
ここでは成功のための戦略について書かれていた。目標に対して,その目標を実現するための方法を洗い出し,効果の大きなものに並び替えて順番に取り掛かる。そして,項目もさらに分解してステップ化してTODOにする。
そして,そもそも案がでない場合は経験者に聞く,本を読みイメージを立てるなどを行う。
実際には,目標に対してなんとなく目の前の行動を起こすだけで,方法を洗い出して重要度の高い順に取り掛かるということができていない。言うは易し,行うは難しの典型例なのだが,なかなか…
> ### p. 173-177: 40 二流、三流からは絶対に教わるな
> ただし、アプローチにおいて気をつけなければならないこともある。
>
> 一見、ある特定の組織やグループ内で評価されていても、実は二流や三流レベルの人というのがいる。そうした人にアプローチして何かを教わるというのは、やめた方がいい。
>
> 私も昔、一度だけ、そうした失敗をした。情報業界について、ほとんど何も知らなかったときに、ある情報系起業で信頼と実績があるという先生にコンサルティングを受けるつもりで50万円を支払ったのだ。
>
> しかし、先生は一向に何も教えてくれない。それどころか私を避けている様子だった。あるとき、その先生の会社に出向くと「なんだ、こいつら?」と思うような、若者がゴロゴロしていた。
>
> -- そういうことか。その先生とやらは、何も知らないやつを集めて"お山の大将"がやりたかっただけだったのだと悟った。
>
> そして、私は「50万円を払って何も学べなかったということを学んだ」のである。
>
> そこで気付かせてもらったことで、それからは本当に一流とされる人、いろいろな業界で結果を出し続けている人からしか学ばないということを徹底した。
与沢翼の教えに,その道の一流の人物から学ぶというものがあるのだが,この考えに至ったエピソードがここで初めて語られていた。
> ### p. 190-193: 44 成功者は『ドラゴンボール』から何を学ぶのか
> アパレル会社が行き詰まっていたときに『フリーエージェント社会の到来 --- 「雇われない生き方」は何を変えるか』(ダイヤモンド社) というダニエル・ピンクの本を偶然手にして「フリーエージェント?」という言葉が、説明できない感覚で飛び込んできた。
「スーパーフリーエージェントスタイル」でも引用されていた書籍がここでも紹介されていた。
## 結論
与沢翼のこれまでの成功体験から一般的で汎用的なものがまとめられた本だった。
彼の具体的なビジネスの手法や,生い立ちなどを知りたい場合には,前著や最初の「スーパーフリーエージェントスタイル」が参考になる。
彼の本をいろいろ読み漁っている自分からすると,やや物足りなかったものの,彼の成功哲学などについて学びたい場合に参考になると感じた。 -
与沢翼さんの過去と成功の仕方を知れる本です。
名前は聞いたことあってどんな人なのか?知りたくて買ってみました!
見た目はガタイがいいとか強そうとか思ってたんですけど、意外とそれは的中して、壮絶な過去を送ってきた方でした