なぜ一流の人は謝るのがうまいのか

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797381511

作品紹介・あらすじ

ビジネス実用>話し方
人間関係
マナー


浮き沈みの激しいTV業界でみえた「成功する人」の人づきあいのコツ。その違いは、コネでもスキルでもなく「謝る」技術だった。
小保方さん、セクハラやじ、号泣会見など、多くの人は謝罪会見で誠意が伝わらず、逆に火に油を注いでしまう。
それも致し方ない。謝罪の方法を学校で教えられることがないからだ。

チャンスをつかむ人の絶対条件。それは、好かれることである。
いくら能力があっても、好かれない人は、一発屋で終わる。
それをわかっているからこそ、一流の人ほど、腰が低い。
一流は、一日に50回以上、謝っている。

プライドが邪魔をして、謝れない。
言い訳が多くて、「自分事」としてとらえられない・・・
そんなビジネスパーソンが思い当たるであろう「落とし穴」を指摘しながら、相手から評価され、抜擢されるコツを説く1冊。

感想・レビュー・書評

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  • ◆1 なぜ結果を出す人ほど謝るのがうまいのか
    ・仕事は人間関係が9割
    えらくなるほど謝る回数は増える

    ◆2 謝って成功できる人の7つの共通点
    11 できる人は絶対に開き直らない
    プロフェッショナルの誇りをもつ
    日頃からプロフェッショナル魂を意識する

    13 失敗経験のある人だけが信頼される
    反省は成長の機会
    謝罪と反省はセット

    ◆3 許されキャラの習慣で敵を作らない
    15 根回しメールで予告
    誠意を込めて行動に示す

    18 謝罪も見た目が9割
    モノトーンの服
    お詫びには羊羹やせんべいといった浮ついていないもの

    ◆4 また会いたいと思われるいい人戦略
    24 接待を制するものは謝罪を制す
    接待は準備9割

    25 行きつけの店と仲良くなる3か条
    予約
    2週に1度は行く
    手土産

    接待の成功は行きつけの店と連携で

    26 許される土産 怒られる土産
    トラヤの羊羹
    ねんりん家のバームクーヘン
    坂角のゆかり
    麹町の泉屋クッキー

    27 奇跡を起こしたオリエンタルランドの気づかい
    ・勝負のマジックボックス
    空いての好みがわかれば準備は簡単

    28 どんな場所でも活躍できる藤原紀香 素直力
    素直に謝罪できるのは才能

    29 上司を巻き込むのは謝罪の次を用意
    どうして上司に謝ってもらわないといけないのか説明
    お前のためなら仕方ないを築く
    謝罪がうけとってもらえないときの代案を用意
    日頃上司とコミュニケーションをつくる

    30 空いての感情をコントロールする方法
    謝ることで相手の下になる
    マウンティングしているうちはいい仕事ができない

    ◆5 弱くても勝てる ずるい思考法
    ホウレンソウ
    仕事は失敗前提でうまくいく

    33 リッツカールトン式 ルールを上手に破る
    できませんとはいわない
    代替案を出す

    34 スタバはうれしい謝罪を増やす
    うれしくて謝る境地を目指す

    37 面接のときの気持ちを思い出す
    最小関心の原則 惚れた弱み
    自分のいる場所は自分が選んだ結果。それを忘れないでいると人に振り回されている感覚が減る

  • ・あなたの評価を決めるのは成果ではない。仕事の評価は、「不条理なことをいわれても怒らない」「文句言わずに対応してくれる」ことで上がる。

    ・うまくいかない理由を探すな。不本意なできごとを、自然に受け止めていくための合言葉。起きたことを自分事にとらえると人生が変わり始める。

    ・人のせいにした瞬間にあなたの評価は下がる。他人のせい、周りのせいにした時点で思考は停止する。すべては自分次第。それを自覚すると不思議なほど前向きになれる。「すべて自分の責任」で楽になれる。

    ・失敗した経験がない、謝った経験がない、反省したことがない人と仕事をしたい人はいない。積極的に謝り、反省することは、キャリアを築く上でも必ず必要な経験。失敗経験のある人は信頼される。

  • 著者は“戦略的PRコンサルタント”野呂エイシロウさんです。
    自分に非があるから謝るのではなく、コミュニケーションの一種として謝罪の言葉を使うのだと著者は考えます。
    「謝る」ことは最強の人間関係スキルであり、スタッフを動かす、得意先に好かれる、仲間に慕われる、そして人生がうまくいく。一流の「謝る」というのは人生を変える実践的なコミュニケーションツールであり、成功者の多くが「謝る」のが本当にうまいと言います。
    一生懸命仕事をすれば、ミスもトラブルも発生します。ミスをしない人などいません、だから謝るのです。悩む前に謝る。誰もが謝って許してもらってきたのですからお互い様なんですよね。
    http://businessbook-no-susume.com/

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著者プロフィール

放送作家・戦略的PR コンサルタント
中学生の頃からラジオに親しみ、「人が読みたくなる投稿」を追究した結果、「オールナイトニッポン」などで連日投稿が読まれるようになる。大学時代には学生マーケターとして、学生向け家電の企画立案・宣伝・PRに携わる。愛知工業大学卒業後、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家デビュー。『ザ!鉄腕!DASH‼』『特命リサーチ200X』『奇跡体験!アンビリバボー』などの構成を担当する。30 歳のとき、戦略的PRコンサルタントとしての活動をスタート。テレビ番組作りのノウハウを生かし、数々の企業の商品・サービスを次々とヒットに導く。これまでに「Softbank」「ライフネット生命」「hulu」「ビズリーチ」をはじめ、140社以上のコンサルティングを担当。常に20社以上と契約している。国内有数のプロジェクトに関わることもあるなど、幅広く活躍中。

「2022年 『なぜか「好かれる人」と「嫌われる人」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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