ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3 (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2014年12月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797382037
作品紹介・あらすじ
「アイズたんLv.6キタァアアアアアア!!」
先のダンジョン探索において、謎の女調教師、階層主・ウダイオスとの激戦を経たアイズ。
しかし念願のLv.6に昇格した【剣姫】の表情が冴えないのには理由が。
「こ、恋煩い? アイズたん、男なんか?」
一つ――やっと出会えた白髪の少年に、またもや全力で逃げられてしまったこと。
「……そうか、お前が『アリア』か」
二つ――自分しか知るはずのないその名前を、調教師の女が知っていたこと。
だが、そんなアイズを試すように再びダンジョン探索のクエストが舞い込む。
まるでそこに答えがあるかのように……
これは、もう一つの眷族の物語、
──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──
感想・レビュー・書評
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謎が謎を呼ぶ展開の中で、アイズたんの無双ぶりが際立つ。出生の秘密も本格的に絡んできたけど、とりあえず白兎に稽古をつけるところまで来たことに拍手。
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前作に引き続き、本編とは独立している感じの一冊。
今回はダンジョン内での戦闘が濃く描かれていたのが良かったです。
高レベルパーティーなので派手で見栄えがするというか。
アイズの秘密に迫って来ている感じも興味深いです。 -
ベルも大概だけど、アイズも随分とトラブルを呼び込むな 笑
自分の弱さと向かい合って成長していくという意味では、レフィーヤも主人公の一人かな。勇気を出してフィルヴィスと親交を深めていくところはジーンときた。
アリアとはアイズの母親の名前だった?
そういえば、各ファミリアの団員の親については、シリーズを通してあまり触れられていないことに気づいた。 -
「アイズたんLv.6キタァアアアアアア!!」 先のダンジョン探索において、謎の女調教師、階層主・ウダイオスとの激戦を経たアイズ。しかし念願のLv.6に昇格した【剣姫】の表情が冴えないのには理由が。「こ、恋煩い? アイズたん、男なんか?」 一つーーやっと出会えた白髪の少年に、またもや全力で逃げられてしまったこと。「……そうか、お前が『アリア』か」 二つーー自分しか知るはずのないその名前を、調教師の女が知っていたこと。 だが、そんなアイズを試すように再びダンジョン探索のクエストが舞い込む。まるでそこに答えがあるかのように……。 これは、もう一つの眷属の物語、ーー【剣姫の神聖譚】ーー
(2014年)
— 目次 —
プロローグ「凶兆」
一章「黒衣からの招待状」
二章「Let’s party ?」
三章「美醜の少女」
四章「白髪鬼」
五章「Hell And Hell」
エピローグ「白兎をつかまえて」 -
3月23日読了。図書館。
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いやなんかすごいな。
本編の裏側でこんな激しい戦いが巻き起こってたなんて。
ベルたちの物語は物語として、こっちも外伝というより別の一つの本編だと思う。
ダンジョンでのハイクラスの戦いがとにかくすごい。
幾度も絶体絶命の危機を迎えながら、それを超えていく王道展開がいい。
それにしてもやっぱりアイズは一人チーターだよ。
そんなアイズのなにやら出自の秘密も匂わされて、これはもしかしてベルと英雄と精霊の話になっていくんだろうか?
いやまあ、ベルの育ての?爺さんは神様だけどさ。
外伝の主人公というかヒロインはもちろんアイズなんだけど、実は前々から、本当の主人公はレフィーヤなんじゃないかと思ってた。
この巻でますますその印象が強くなった。
レフィーヤは言ってみれば外伝のベルだ。
その成長と頑張りが物語を引っ張っていく。
なので個人的ハイライトは、レフィーヤが充満するモンスターの中で「私を守ってください」と叫ぶ場面。
自分の力でみんなを救うという決意。
そのために、自分を信じてほしいと訴える勇気。
憧れの人と、アイズと共にあるために、普段気弱な彼女が勇気を振り絞って自分のできることを成そうとする姿。
なんだかベルとダブってくるのだ。
うん、いい場面だ。
外伝は本編を追いかけつつ、ダンジョンで起こっている謎とアイズにまつわる秘密に迫っていくことになるのだろう。
いやあ、楽しみだなあ。 -
レベルが上の方の人達の冒険譚。レベルが低い人達にはそれなりの、ハイスペックな人達にはハイスペックな冒険が用意されてるあたり、この世界は冒険者のための世界なんだな。
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パワーインフレ
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ヒロインの出生の秘密とか目的とかにフォーカスしていく話。後、高レベル冒険者の逸話とか。
大半が低レベルじゃなかったのか?どんだけ高レベルいるんだか。
ここまでくると本編じゃ書ききるのはきびしいねぇ。
別立てにして正解、か。
別立てだからこうできたのか。そこはわかんないけど。