不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797384659

作品紹介・あらすじ

時代を担う人物の名言には、物事の本質や彼らの信念が詰まっています。これまでの時代を生き抜いたリーダーたちの言葉は、私たちが見通しの悪い世の中を生き抜き、仕事で成功をおさめたり、豊かな人生を送ったりするための、助けになってくれます。
経済学者として、まだダボス会議では世界のリーダーの一人として活躍する竹中平蔵氏に、これからを担うリーダーが持っておくべき「名言」を紹介してもらいました。
「人を動かす」「洞察力を得る」「イノベーションを起こす」など、今後のリーダーが知っておきたい項目にまとめ、内容を読みやすくしています。

感想・レビュー・書評

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  • 人生に必要なものは、夢と勇気と少しのお金(チャップリン)

    この世で避けて通れないものがある、それは死と税金(ベンジャミン・フランクリン)

  • 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し 松山静山
    平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである アンドレ・ジッド

    悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きにまかせる人間は、気分が滅入りがちなものだ アラン

    人生に必要なものは、夢と勇気とサムマネー チャップリン

    コンパスオーバーマップ 伊藤穰一
     変化し続けるこれからの世界では、案内図としての地図をもっていてもどんどん変わってしまうが、コンパスがあれば自分の判断で目的地を目指せる

     チャンスは貯金できない キッシンジャー

    最悪の敵は褒めそやすものなり  タキトゥス

    どこかにだどりつきたいなら、今いるところにとどまり続けないことを決心しなければならない JPモルガン

    人間は、常に自分の理解できない事柄は、なんでも否定したがるものである ブレーズ・パスカル

    批評家というものは、文学や芸術の面で失敗した連中である ディズレーリ

    高慢は破滅の一歩手前で現れる。高慢になる人はもう勝負に負けている ヒルティ

    リーダーは好かれなくても良い、ただ尊敬されなければならない サッチャー

    未来のことはわからない。ただ過去が希望を与えてくれるはずである チャーチル

    愚者は己が賢いと考えるが、賢者は己が愚かなことを知る シェークスビア

  • ちょこちょことした空き時間を利用して読了。
    歴史上の名言をし、ソレに対する著者の竹中平蔵さんのコメントが3,4ページ続くスタイルですので、細切れ時間を利用して読むことに向いている構成ですね。
    こういった多忙な方が果たしてどうやってこれだけの本を書くことが出来たのだろうか?なんてヤボな疑問は抜きにして、やはり時代を経て語りづがれる名言には学ぶべきことが多いなぁと再認識した次第です。
    付箋は26枚付きました。

  • 民主主義の概念に納得。やっぱりリーダーごおて、選択の民意を取ることが大事。
    会社で自分の意見は言わず人の意見を聞いて多数決を求める人は愚人と思う。

  • 三葛館新書 159.8||TA

    歴史に名前を残した人々が残した言葉ですが、それは時が経っても人々をひきつける魅力があります。
    本書では一歩踏み込んで、名言を残した背景や歴史をひも解き、経験から学ぶのではなく、歴史から学ぶという観点から、様々な名言を紹介しています。
    その短い言葉に一体どんな思いや意味が込められているのか?それを知ることで、私たちの日常生活の中にも歴史名言が生きていくように感じます。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=83443

  • 名言を解説している。
    サミュエル・スマイルイズの自助論を読みたくなった。
    また、「先が読めない時代になった」という言葉を聞くが、しかし今まで先が読めた時代などなかった。というには、それを理由に言い訳をしている自分もいたことを改めて気づかされた。

    過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる
    ラルフ・ワルド・エマーソン

    うまく使えば、時間はいつでも十分にある
    ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

    コンパス・オーバー・マップス
    MITメディアラボ 伊藤穣一

    仕事が楽しければ人生は極楽だ
    仕事が義務ならば人生は地獄だ
    マクシム・ゴーリキー

    チャンスは貯金できない
    ヘンリー・アルフレッド・キシンジャー

    問題は解決させるためにある
    J・P・モルガン

  • 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

    私もこの言葉が好きだ。本を通して、著者の経験(=歴史)を追体験できれば、それこそまさに経験に学ぶにつながる。大抵は経験しないと学べない、それが書物や人の話を通してできれば強い。

    啓蒙主義であるヴォルテールもそう言っいるのだから経験以外で学ぶのがいかに難しいかわかる。

    「どこかにたどり着きたいなら、今いるところに留まらないことを、決心しなければならない」
    これも好きです。

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著者プロフィール

1951年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授、慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長。経済学博士。一橋大学経済学部卒。日本開発銀行、大蔵省財政金融研究所主任研究官、ハーバード大学客員准教授等を経て、現職。2001年小泉内閣で経済財政政策担当大臣、2002年に金融担当大臣、2004年には郵政民営化担当大臣を兼務。2005年総務大臣。この間、2004年には参議院議員。2006年小泉内閣の解散とともに辞職。著書に『研究開発と設備投資の経済学』(1984年、サントリー学芸賞受賞)、『対外不均衡のマクロ分析』(1987年:共著、エコノミスト賞受賞)、『日米摩擦の経済学』(1991年)、『民富論』(1995年)、『経済ってそういうことだったのか会議』(2000年:共著)、『構造改革の真実――竹中平蔵大臣日誌』(2006年)、『闘う経済学――未来をつくる[公共政策論]入門』(2008年)、『改革の哲学と戦略――構造改革のマネジメント』(2008年:共著)など。

「2013年 『パターン・ランゲージ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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