新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797386271

作品紹介・あらすじ

リニューアル工事が2016年3月に完成する「ギネス世界一の乗降客数」をほこる新宿駅の謎を、
駅研究の第一人者である田村圭介准教授と、気鋭のゲームクリエイター上原大介が解く!


地上2階、地下7階の新宿駅はどのようにして、平均乗降客数364万人/日をさばいているのか。

謎1)新宿駅はギネス世界一の乗降者数をどうさばいているのか?
謎2)なぜ新宿には、駅名に「新宿」とつく駅が10もあるのか
謎3)新宿駅の谷間に存在する7つの抜け道の秘密
謎4)新宿駅と内藤新宿、新宿花街ができた理由
謎5)新宿駅はなぜサクラダ・ファミリアより長く工事が続いているのか
謎6)改札の中に改札があるわけ
謎7)ル・コルビュジェ唯一の日本人弟子が新宿駅周辺をつくっている
謎8)新宿駅を使う364万人とはどういう人か?
謎9)新宿駅が日本最大のアトラクション(ダンジョン)である理由

感想・レビュー・書評

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  •  思っていた内容とちょっと違ったので残念。著者は東京駅を書いた人ですよね。

     東京駅も同じようなテイストで解析していたような気がするんだが結局どっちが複雑なんでしょうね。

     東京にはまだまだ複雑な駅がたくさんあるのでこれからの続編も期待しています。

  • 実際に歩いてないため、ところどころ文章のみではイメージしにくいところがあったが、新宿ダンジョンというアプリの開発背景がしれた部分は面白かった。

  • 新宿駅のすごさを示されたタイトルに惹かれ。

    確かに世界一のリアル迷宮かもしれない。
    そこに着眼し、ゲーム化した著者はすごい。

    歴史から新宿駅の生い立ちを学ぶと、あの複雑な地理関係が整理できた。

    「田ラみ」
    この魔法の呪文が頭にあるだけで、新宿が自分の街になった気がするのは言い過ぎ!?

  • 読み進めてみると、そこまでおもしろくない。

  • JR新宿駅を中心に約10駅が地下や地上で繋がって乗降客を受け入れている、ということに非常に納得がいった。

  • ふむ

  • 都市の主要駅はドコモ複雑だ
    そして常に工事中である

  • 鉄道

  • 新宿駅の動線の工夫が書いてあるのを想定したら、違いました。新宿駅周辺を「ブラタモリ」な感じでした。
    図版の配置が適切で読みやすいです。
    鉄道なら出口の選択から。行きたい場所(あるいは近くのランドマーク)の案内指示を確認して、該当の出口を出たら、あとは案内指示に従うだけ。なので、迷う経験が無いのです。ただし、地上は別ですけど。迷う人の心理がよくわかりました。

  • 新宿とつく駅が10
    Dungeon 地下牢、土牢

    新宿駅 地上2階 地下7階
    JR 1階部分に8面16線 プラットホームは南北に並ぶ→階段を上ればプラットホーム上の連絡通路→南系の改札(南口、東南口、サザンテラス口、ルミネ口、新南口)
    階段を下りれば東西口に分かれる

    丸ノ内線新宿駅→JRのプラットホーム郡と直交する形で地下2階 地下1階はメトロプロムナード

    現在の新宿通り 新宿三丁目の交差点より東が甲州街道、西が青梅街道
    尾根道・馬の背→皇居から甲府をつなぐ甲州街道のうち新宿周辺は尾根道を利用

    地下の形 田ラみ

    7つの抜け道
    ①大ガード 靖国通り
    ②角筈ガード 旧青梅街道
    ③メトロプロムナード(地下) 新宿通り 丸ノ内線
    ④北連通路
    ⑤中央連絡通路 アルプス広場→急行アルプス・登山ブームに登山客

    ⑥南口跨線橋 甲州街道
    ⑦サザンテラス口ウッドデッキ

    ル・コルビジェ「これからの都市づくりは鉄道や自動車の道をしっかり計画しないと未来がない」→合理的、機能的に直線

    2020年 新宿駅東西自由通路→北連絡通路の拡幅

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著者プロフィール

一級建築士。昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科准教授。1970年東京生まれ。95年早稲田大学大学院理工学研究科建設工学(建築)修了。98年ベルラーヘ・インスティチュート・アムステルダム修了。98~99年UN Studio勤務。99~2002年FOAジャパン勤務時に横浜港大さん橋国際客船ターミナル(02年)の設計・監理を担当した。著書に『迷い迷って渋谷駅』(光文社)、『東京駅「100年のナゾ」を歩く』(中公新書ラクレ)。

「2016年 『新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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