ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797386776

感想・レビュー・書評

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  • モンスターの中にも異質な存在がいることで、今後ベルの立ち位置をどのようにしていくかが大変だと思った。あくまでもまっすぐな上手く描き切るのか難しく感じるし、どのようにストーリーを膨らませていくのか気になる。

    後書きにて作者の本音が聞けたのは良かった。
    登場人物の多さと伏線回収、それぞれのキャラの活躍を描く大変さが感じられた。ラノベ作家だけではなく漫画家も抱える悩みだと思う。

  • フェルズがかっこよかった。

  • 竜女ウィーネとゼノス達を巡る前後巻の後編。
    とにかく全編通してシリアス展開で、正直読むのがしんどかった。
    しかも最後までその重さは解消されないのがなんとも苦しい。
    今までのような解放感に浸れるのはいつの日だろうか。

    前巻でも思ったけど、この展開は結構微妙なところに来ていると思う。
    もしくは難しいところに足を踏み入れた感がある。
    知性を持つモンスターの登場はこれまでのようにモンスターイコール悪として冒険者が倒していく爽快感を減じさせてしまう。
    そのモンスターは本当に悪なのか?という疑問を常に抱えることになってしまう。
    だから、単純にベル達が強いモンスターを倒して成長していく展開には最早戻れないだろう。
    もっと明確な悪や悪行がこれからは必要になってくる。
    それは確かに物語に深みを与えるだろうけれど、一歩間違えれば、これまでの爽快感、面白さを損なう危険性がある。
    ……と、ここまで考えてきて、そういえばこれまでもベル達の戦ってきたのはモンスターよりもむしろ別の悪の方が多かったなと思い出した。
    じゃあ、大丈夫か(笑)

    とはいえ、この後の展開が少し心配でとても気になる。

  • この世界観でモンスターとの融和とかありえないだろうなぁ

  • 前巻に引き続いて理知を備えるモンスター・ゼノス達とベルの邂逅が語られる第10弾。今回は前回と異なりベル以外のファミリアメンバーの出番が少なく、代わりにゼノスの側に焦点があてられていたような印象。

    あと、全編にわたってフェルズ回でしたね。骨のおっさんがカッコイイのは最近の流行なのですかと。

    とにかくラストの展開から目が離せませんでした。ご都合主義とか予定調和とか、それらを超越した終わり方でしたねぇ。だがそれがいい。

    最悪の展開には至らなかったとはいえ、ベルの今後は茨の道どころじゃないでしょう。下手するとオラリオにいられなくなるかもですが。そこのところをフォローしてくれるのは、アイズではなくやっぱり神ヘスティア様なんじゃないですかね。今回、出番ほとんどなかったことですし。

  • 頑張るベル君、そして少年は成長してゆく。

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著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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