- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797387247
作品紹介・あらすじ
前著『自分を変える読書術』の続編的位置づけ。
前回は読書(インプット)がテーマでしたが、今回は話し方(アウトプット)をテーマとします。
――「過去と他人は変えられない」というけれど、そんなことはない。
自分自身の話し方を変えれば、他人(相手)さえ変えられる。
実際、私は数々のビジネスの修羅場でそうしてきたのだ―― 堀紘一
感想・レビュー・書評
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いつも感じますが、相手にどう話せばわかってもらえるかをその人毎に考えるのが出発点ではないかと思います。
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話し方の本質がどう話すかではなく、何を伝えるか?にあるというテーマを主軸に、話し方のテクニックが記載されている。
・話の中身を精査するマトリックスと黄金比に則って内容を構築すること
・聞く力を養うこと
・余計な形容詞などを取り払って話の内容を結晶化すること(要は何?を意識する)
・読書や人との会話から教養を蓄積すること
など多くの学びがあった。
定期的に読み返し、自分のスキルにコミットしたいと思う。
※「もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果を上げる方法」に書かれていたプレゼンテーションのコツを身につけた上で更にスキルをブラッシュアップするためのテクニックに関する本 -
プレゼンやディスカッションで、話がうまく伝わっているのか不安になることがあったので、話し方のポイントをつかめていないのではと考えて、本を手に取った。帯にあるように、「説得ではなくて納得してもらう」という点は共感した。とても当たり前のことなのだろうけれど、話し方を録音して練習を繰り返す、自分の話し方を客観的に見つめなおして、積極的に修正していくことが、一番重要であろうということがわかった。
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私が探している本ではなかった。
「話し方以上に中身が大事」ということなど -
話し方の本質である「何を伝えるか」に重点をおいて書かれた本。
相手に納得してもらうには、まずは相手の話をしっかりと聞くこと。その上で、話の本質が伝わるように表現を工夫すること。ただし、自分が話の本質を理解していないと、相手にうまく伝えることができません。そのためには、日頃のインプットがとても大事。 -
今自分に足りないことが、この本もPJ毎に読み返そう
・一言にできるまで本質(最も大事なもの/こと)を追求
– 本質は試行錯誤をしながら近づくしかない
・相違点を深掘りする
– クライアントに質問し、相手の意見を丁寧に効く
”何が興味深かったのかを教えて下さい”
・一つのテーマを三つの視点で言い換える
– 別の言い方で表現する
・結晶化するまで考えて一行(おまけで二行)にまとめる
・相手の疑問や不安を丁寧に解消してあげる
– 説得ではなく納得してもらう
・意見をストレートに伝え過ぎない
– 自分だけの思い込みではないか客観的に考える
・会話術の根幹は「相互尊敬」
– 相手の視点に立ち、聴き上手になる
– 迷惑がかからないタイミングを考える
・裏表なく正直を貫く
– 自分に何ができて何ができないのかを包み隠さず、率直に伝える
・話すときは”必ず”相手の目を見る
– 歯を食いしばってでも相手の目を見る
– 目と目を合わせて話、相手の反応を見ながら興味と関心に即した話をする -
新しい情報は4割、残りは誰でも知っていることを話す
話は13分以内にまとめる
小さな失敗を毎日するようにする
この本を読んで、
人見知りと今まで思ってきたけど、
それって人と関わりたくないことの言い訳だったように感じた。
人のいる場所にどんどん出て、相手の話をいっぱい聞こう。
恥ずかしい思いをしたっていいじゃないか。
自分の知っていることと引き換えに
新しい情報をもらえるような関係性を作っていこうと
改めて思った -
正直ジャケットは全然好みではないけど(センス悪いと思う。)、内容は良かった。
今すぐにでも活かせれることもあったし、やっぱり何をするにも入念に準備しないといけないと再認識した。
人前でしゃべることも増えてきたので、次は黄金比を意識してみよう。
#読書 #読書倶楽部 #読書記録
#心を動かす話し方
#堀紘一
#2016年108冊目 -
『自分を変える読書術』の続編。前作がインプット中心で今作がアウトプットも視野に入れている、という違い。