「サル化」する人間社会 (知のトレッキング叢書)

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797672763

感想・レビュー・書評

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  • 京大の霊長類研究所から、主にゴリラの研究されていた著者。ゴリラのなどのサルの行動や社会を分析し、人はどう進化したのかも含めてまとめた本。読みやすいし面白かった。

    メモ
    ゴリラの争いには、最後勝ち負けない、負けましたといったサインもない。もめたら誰かが止めに入る。強いオスだけでなく、メスが、若者が止めに入るが、とにかく中立の立場。
    サルなら、強いボスが全て仕切るし、弱いものも、強いとされるものに加勢するからその地位が安定。
    ゴリラの同性愛もある。

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著者プロフィール

第26代京都大学総長。専門は人類学、霊長類学。研究テーマはゴリラの社会生態学、家族の起源と進化、人間社会の未来像。

「2020年 『人のつながりと世界の行方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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