なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?

  • 秀和システム
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798009155

感想・レビュー・書評

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  • 具体的な改善プロセスが書かれていて即実践ができます。
    部下のマネジメントに役立ちそうです。

  • 手元に置いたまま、たまたま似た内容のセミナーのあとに読んだので内容は入ってきました。 本だけでも、先送りしていたのは感情のメカニズムだというのは納得だと思います。 ただ行動に結びつけるのは書いてあることだけでは難しいかな。

  • チェック項目14箇所。行動を妨げている心理的課題を克服していくことで、実際に行動することができるようになる。自分自身と向き合うことが必要。すべての人間には心理的課題を乗り越える能力がある。行動の”妨げになるもの”を取り除く。思考レベル・・・頭の中では具体的にどのようなことを考えているか明確にする、感情レベル・・・どのような感情が沸き起こっているかということを認識する、行動レベル・・・知らず知らずについついやってしまう逃避的な行動を確認。感情は思考とセット・・・うまくできるだろうかという”不安”など。先送りの心理・・・完璧を目指してしまう、効率を求める、結果を怖がる、ニーズがないことをしようとしている、可能性を狭くすることを恐れる。わだかまりが生じる原因は他人に対する期待や自分の中にあるこだわりが満たされないこと。期待やこだわりを把握する。執着を手放すために・・・自分が執着していることをリストに挙げる。

  • タイトルから、全く想像もしなかった心理学の話。
    自分の今の行動は、過去に起こった出来事に対応する為に構築された考えの結果。
    「〜すべき」という信念にとらわれず、ありのままに自分を受け入れる事が大事だという事に気付いた。
    さらに、これを知っていると、他の人と接する時にかなり有効に働くのではないかと個人的に思った。この本は豊作。

    にしても、自分の考えている事をズバズバ当てられているのに驚いたし、作者の執着の大部分が自分にも当てはまっていたので、みんなそういう執着に縛られているんだなぁと気付き、心が楽になった。
    心の根っこから、手取り足取り"ほつれ"ほどいてくれる、そんな本。

  • 「踏み出せないときの心理」についてすっきりまとめられているという感じ。最後の著者の執着リストには共感できる。だけど、自分自身の考え方と似すぎて新たな発見はなかった。

  • 自分を振りかえってまずはよく考えることが大事っぽいです。

  • 効率を求めすぎてしまう/カンペキを目指しすぎてしまう/結果を恐れてしまう…など、仕事を先送りしてしまう心理を読む

  • 思考レベルで、不都合な信条体系を見直す(信条体系から自動思考が勝手に出てくる)例えば、完璧でなければならないという信条体系、完璧にできることってあるの。→感情レベルで、ネガティブな感情を克服する。他人のせいにする、自分のせいにするとのバランス、冷静に対処する自分へ→行動レベルで、やるべきことを具体的にする。理想的な目指すべき状態。それを実現するにはどうすればいいかを考える解決思考。私が○○できる人だとしたら、何を考え、まず何をするだろうか?(アウトオブザボックスアプローチ)行動を左右しているのは「恐怖心」。最後は、執着を手放す。人間万事塞翁が馬。

  • 自分で自分をカウンセリングすることができる本。
    物事をひとつの面からだけでなく、別の面から捉えられるような気づきを与えてくれる。

  • いやなことを先送りしてしまう人の心理がわかります。
    だから、仕事が進まなかったんだ・・と納得しました。

  • 図書館

  • 先送りにしてしまう5つの心理パターンを理解し、それに対して対策を行う必要がある。
    まず、5つの心理パターンとは、完璧を求めすぎてないか、効率を求めすぎてないか、結果にこだわりすぎてないか、もともとニーズないことやろうとしてる、自分の可能性が見えてしまうことに怯えてる。
    これらへの対策として、『なはずだ』的な信条体系を変える、別の角度から物事を捉えるリフレーミングを行う、解決した姿を思い浮かべ行動するを実践する。
    この本で一番勉強になったのは、僕の不安は、「自分の能力の限界を知る恐怖」からきていると、言葉で表現してくれたこと。確かに、評価されることで自分の存在価値を確認しようとしている節がある。自分が何のために人生を送ろうとしているのか考える必要があるとな。
    あとは、全てはうまく行くようになっているという点かな。

  • 2013/11/6

  • 実行できていないことを書きだす
    浮かぶ言葉 あれをやっておかないとどの道やることになる やるべき行動の周りを逃避的に行動 恐怖心 恐怖心を取り除く うまくいくか不安だから実行しない 実行しないからうまくいく実感がつかめない効率を求めすぎる 自分はもっとできたはず これくらいの成果では満足できない可能性を狭くすることを恐れている 行動の必要性を認めてやりたくないことでもやるしかないと頑張ってやってみることで行動がそれほど大変でなくなる 
    不都合な信条体系を書きだす 現実的かどうか例外があるかで必ずしも正しくない理由を書きだす 不都合な信条体系をであるに越したことはないに言い換える 否定のであってはならない すべきではない はでなければならない すべきであるⅡ書き直してから どう考えると実行に移せるようになるために有効だろうか
    過去の行動をそのまま受け入れる 肯定的な面に気付くことに根気良く付き合う
    アウトオブボックスアプローチ もし私が○○する人だとしたら何を考えまず何をするだろうか
    成長しなくなることを認め自分の能力の限界を知っても自分の存在価値は自分で認められればよい。

  • 行動について知りたくて読書。

    前半は思ったり、考えても現実的な行動へ移せない原因についての解説。

    自己分析を通して、自分の癖とも言える自動思考を理解する方法は有効だと思う。取り組んで見る価値はある。

    自己肯定力はたまに下がるので、バランスを保つことが重要だと思う。
    紹介されている「アウト・オブ・ザ・ボックス・アプローチ」は1つのテクニクにックだと思う。セルフイメージを書き換えることにも役立ちそうだ。

    【第7章】それでもまだ行動できないあなたへ
    「執着を手放す」この部分が強く印象に残る。多くの人間が簡単にはできなことだから。

    今の自分に必要なことはこの執着を手放すこともかもしれない。この部分は再読して、深く理解したい。

    読書時間:約25分

  • 1章 先送りの心理メカニズム

    2章 先送りする人が陥る5つの心理パターン
    1.完璧を目指しすぎてしまう
    2.効率を求めすぎてしまう
    3.結果を怖がりすぎてしまう
    4.もともとニーズがないことをやろうとしている
    5.自分の可能性を狭くすることを恐れている
    3章 行動に移すための3つのステップ
    思考・感情・行動の3ステップ
    思考レベル:頭の中では具体的にどのようなことを考えているかを明確にする
    →不都合な信条体系を見直す
    感情レベル:どのような感情が湧き上がってきているかを認識する
    →ネガティブな感情を克服する
    行動レベル:知らず知らずのうちに、
    もしくはついついやってしまう逃避的行動を確認する
    →やるべきことを具体化する

    4章 思考レベルでの取り組み
    1.不都合な信条体系に気づく
     信条体系:信じ守っているもの
      →人それぞれが固有に持っている考え方
    「全か無か思考」   :少しでもミスがあれば完全な失敗だと考える
    「一般化のしすぎ」  :一つの悪いことで、全てが悪いと考えてしまう
    「結論の飛躍」     :根拠無く悲観的な結論を出す
    「拡大解釈と過小評価」:自分の失敗を過大に考え、
    他人の成功を過大に評価する
                自分の長所、他人の欠点を見逃す
    「個人化」      :何でも自分の責任にしてしまう

    2.信条体系が必ずしも正しくないことを理解する
    現実的かどうか、例外が無いかを考える

    3.信条体系を拡大して適切な考え方を得る
    5章 感情レベルでの取り組み
    1.わだかまりの感情を言葉にする
    2.わだかまりの原因を明確にする
    3.期待やこだわりを把握する
    4.期待やこだわりを見直す
    ・プロセスのリフレーミング
     →その時、その行動を選択したという判断をそのまま受け入れる
    6章 行動レベルでの取り組み
    解決志向アプローチ:目標に近づくにはどうしたら良いかを考える
    以下を順に自問する
    1.どうなったらいいだろうか
    2.理想が100点だとして、現状は何点か
    3.今までにどのようなことが役立っただろうか
    4.今自分に出来ることは何だろうか

    アウトオブザボックス アプローチ
    もし私○○できる(○○する)人だったら、
    何を考え、まず何をするだろうか

    7章 それでもまだ行動できないあなたへ
    新しい知識を拒絶する4つのパターン
    1.先送りしてしまう心理パターンの悪循環
    2.やり方を変えるのが面倒だ
    3.今までの自分を否定されてしまうと感じる
    4.自分の限界を知ることを恐れている
    ・執着を手放して全てを受け入れる

    ◇新情報
    ・プロセスのリフレーミング
    ・アウトオブザボックス アプローチ

    A.P.
    ・アウトオブザボックス アプローチを使用する

  • [図書館]
    読了:2010/12/10

    作者あとがきにこんな文があった。

    「私自身が自分の価値に疑いをもっていて、自分の価値を認めていない。だから成功するためにがんばり続けてきた。しかし、存在価値について考え直してみると、『私がいるというだけで存在価値はあるはずだ。少なくても私を産んでくれた両親や家族にとっては、存在価値があるのではないか』と思えたのです。」

    なぁーんだ、と思ってしまった。
    この本は私の助けにはなってくれないや。

    「少なくとも産んでくれた両親だけは」なんて、なにか悪い冗談としか思えないフレーズだ。

    自分の価値のよりどころとして、そこにすら縋れない人間はどうしたらいいのか。

    それが分からなければこの本の内容を実行したって一生治らないだろう。

    この本は悪くないが読む本を間違えた。

  • 体系化にまで落とし込めてないと思う。理論まではいい。

  • 私のバイブル!

  • 2006/3/7*133*62

  • なぜって、今やる必要が無いからだろ?違うの?

  • 3月31日【020】

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著者プロフィール

心理カウンセラー。株式会社グラン・スポール代表取締役。国際基督教大学教養学部卒業。NTTで法人営業と広告企画を経験した後、地元の仙台に戻ってスポーツクラブ経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感し、元横浜国立大学准教授の堀之内高久氏(現メンタリング研究所スーパーバイザー)に師事して心理カウンセリングを学び、現在は、頑張っている人が抱える悩みの解消をテーマに、講演、カウンセリング、メンタルトレーニングを行う。
『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)他、著書多数。

「2016年 『3分で立ち直る方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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