PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント

著者 :
  • 秀和システム
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本棚登録 : 432
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798050447

作品紹介・あらすじ

「プロジェクトマネジメントって、専門的で、難しそう」
「PMBOKの本を買ったものの、あまりの難解さに途中で挫折してしまった」
この本は、そんなあなたのためのプロジェクトマネジメント入門書です。
「3匹の子ブタ」「シンデレラ」などなど、子供の時から親しみのある童話を通じて、プロジェクトマネジメントの基本的な考え方がすっきり分かります。
童話は、プロジェクトマネジメントの「大切なこと」を教えてくれる理想な先生。童話自体が現実社会の学びのたとえ話であり、社会や組織でうまくやっていく方法を伝えてくれています。
プロジェクトマネジメントの目線から童話を読み解くことは、これからプロジェクトマネジメントを学んでいく「最初の一歩」として、大いに役立ちます。

プロジェクトマネジメントとは、要は「チームで成果を出す技術」です。
プロジェクトマネジメントを知ると、いろいろな人との仕事がうまくいきます。
ひとりぼっちにならず、チームで助け合いながら課題に取り組めます。
きちんと計画することで、トラブルを未然に防げます。
プロジェクトの状況を見える化することで、問題の発見と対策、改善を可能にします。
そして、最初に決めた目的を、きちんと達成することができます。

外資系企業のマーケティング責任者として、国境をまたいで様々なプロジェクトを動かしている著者が贈る、もっともユニークで、もっともわかりやすい入門書です。

感想・レビュー・書評

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  • ▼感想
    ・プロジェクトマネジメントが初めての方に、全力でおすすめしたい!
    ・わかりやすいし、学ぶことたくさん。童話の中に専門用語がわざと出てくるところがくすっと笑えて楽しめました。

    ▼これからやること
    ・役割の責任者は1人にする。
    ・過去や他の人の助言を参考に所要時間を見積もる、さらに可変時間か固定時間かを見極める。
    ・リスクをマトリクスで分析(確率×影響度)
    ・なぜ?だけではなく、「ということは?」「だから?」「どうやって?」の視点も交えて前向きに建設的にトラブル解決する
    ・自分以外は自分と違うことを認識。相手の価値観や背景を理解する。メンバーには背景や理由、最終的な目標を伝える。
    ・自分から話しかけて第一印象を良くする。
    ・メンバーと接する回数が多いほどより良い関係を築けるので接する機会を増やす。
    ・メンバーそれぞれと個人目標を決め、それがどのようにプロジェクト成功に貢献するか、個人がどのように成長するのかを話し合う。
    ・ワイナーのモデル失敗の原因分析
    1.能力がない、2.努力しなかった、3.難しかった、
    4.運が悪い →外因のせいにしない
    ・ステークホルダーをマトリクスで分析する(関与度×権力)

  • 馴染みのある童話に当てはめて、プロジェクトマネジメントを理解できたので、入門書としておすすめ。
    いきなり難しい専門書を読むよりも、具体的にイメージを持って、用語を把握でき、とっかかりを掴めたのが良かった。

  • プロマネの勉強をしたことがなかったので読んでみた。読んでみたら、アジャイル開発の本で読んだようなことがたくさん書いてあって、意外とすでにチームで実践できているものもあった。追加で。リスク管理やステークホルダーとの関わり方を考えておくことも大事かもなぁと思った。「アジャイル」という言葉を都合よく、段取り不要という意味に捉えないように気をつけようと思う

  • プロジェクトは段取りが8割
    ステークホルダーの期待を確認する
    目的をはっきりさせる
    役割を分担する
    各作業にかかる時間を予測する
    ボトルネックとなる仕事の流れや関係を見つける
    ガントチャートでスケジュールを共有する
    個人にかかる負荷をみんなで調整する
    みんなでリスクに気を配る

    やらないことを具体的に決めて、やるべきことに集中する
    会議を含めたあらゆる作業に対して、いつ終わるのかを明確にする

    予定通りいかないのが大前提
    問題歓迎の文化をつくる

  • 読みやすい。わかりやすい。知っとくことで便利。

    特にコミュニケーションとチームに関しては、今の自分にも役立つ。

  • プロジェクトマネジメントってなんぞや??と人にはおすすめできる本

    童話主体なのでサクッと読める
    ただ、童話はプロジェクト単位ではないことが多いので、微妙に参考にならないところもり。
    本当のはじめの一歩として軽く読むにはよいのかなと。

  • 実践してみたい、マネジメントやってみたいという気になる本
    そう上手くはいかないのだろうが

  • 基本的?
    童話を用いてもあまり面白くならなかった。

  • 童話を例にしてくれているが、童話のチームが1人だったりするため、例としてあまり適切でない場面も、、

    わかりやすいような、わかりにくいような本

  • PMについて、童話を元にわかりやすく解説しています。
    一周ざーっと読んで、2周目で個々の章を読み込むのが良さそうです。
    PMの経験があまりない私としては、一周では理解が追いつかない部分がちらほら…。

    PMBOKの導入本としてはいいのではないかと思ってます。

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著者プロフィール

◎ファロージャパン㈱シニアマーケティングマネージャー。マーケティングポータルサイト『ビジネスファイターズ』運営。
◎愛知県生まれ。南オレゴン州立大学卒業。インサイトテクノロジー社にてインド企業とのソフトウェア共同開発プロジェクトに従事。約10名のインド人チームと協力し、4年間で8つのプロジェクトを行う。現在はNASDAQ上場企業FAROにて、日本、韓国、東南アジア、オセアニアの4カ国のチームをまとめるマーケティング責任者を務める。
◎プロジェクトマネジメントの国際資格(PMP)取得。プロジェクトマネジメント協会(PMI)の標準本『PMI標準 プロジェクトマネージャーコンピテンジー開発体系 第2版』を出版翻訳。日刊工業新聞、大河出版、日本工業出版社などの専門雑誌で記事を執筆するほか、メカトロテックや日刊工業新聞社主催の展示会での講演も多数。

「2022年 『PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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