- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798055985
作品紹介・あらすじ
男の子は異性であるがゆえ、思春期になると接し方に悩む母親も多いですが、女の子の場合は、同性だからこその難しさがあります。母親が接する時間が多く、何かと自分と比較したり、言い合いになったり、娘の中に自分のイヤなところを見てしまったり。女の子って「育てやすい」「ラクでいいわね」と言われる一方で、「実は、けっこう大変!」という母親も多いのです。本書では、最も難しい思春期に、家庭で娘とどのように接するのか、いかにして学力を伸ばしていくのか。そのためには、どのような話し方がよいのか。どんな言葉をかければ、娘にやる気を起こさせるのか。教育コーチングのプロが、イマドキの女の子が伸び伸びと成長するための育て方をやさしく解説していきます。
1章 同性だからこそ、難しい! 「女の子」と母親の関係を理解しよう
2章 子育ては家庭がキホン! 毎日の生活ルールを身に付けさせる
3章 母親の言い方で変わる! 娘の心に響く「叱り方」「ほめ方」
4章 親がこじらせない! 学校生活と友達関係をよく観察する
5章 子どもの成績を上げるために! 勉強、受験で親がサポートできること
6章 「男の子」を意識する時期! 恋愛、デート、性教育はどうする?
7章 未来に向かって羽ばたけ! 「自立した大人の女性」になるために
感想・レビュー・書評
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育て方、というから幼児期とか学童期の子向けだと思っていたら思春期が対象だった。
娘にとっての母親は「一番安心してわがままを言える」存在であると書かれてあり、私も理不尽や屁理屈のツラさはグッとこらえて、娘の唯一無二の存在であれたらと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母親では無いですが、やはり気になる娘の育て方を学びました。でも、怒ってしまいます、反省。
P21 辛いのは母親だけではない、ボディタッチでコミュニケーションを。って、父親じゃない、母親の役目。
P25 娘の思春期の変化の時は、母親もホルモンバランスの
乱れなどで体調が悪い時も。
娘ばかりが変わったわけじゃない。
P43 娘を注意する時は、
主語を自分にして、自分が、どう思うか、
という理由付けで注意する。
P45 ルールを破ったら
ルールを破ってはいけない、と、毅然と注意する。
いけない理由は、一貫性が必要。
最初に伝えた理由を再度伝える。
ルールを決める時は、子供が理解できる説明をする。
一度決めたら変更せず、守るべき理由を、また説明。
P59 ダイエット
ダイエットの理由を確かめ、観察する。
「食べなさい」ではなく「かわいいよ」と、言い続ける。
P87 キレた娘への対応
キレた娘に怒鳴り返すのはエネルギーの無駄。
激昂がおさまるまで、黙って寄り添ってから
一言ずつ話す。
P103 叱る時
叱る時は理由をハッキリさせて、人格を否定しない。
ほめるときは、丸ごと認める。
P105 ウソ
嘘をついているときは、追い詰めていないか、
自分を見直す機会。
こどもは、母親の顔色を窺って嘘をつく時が多い。