ヘネシー&パターソン コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ第5版

  • 翔泳社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (776ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798126234

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    同じ著者コンビの『コンピュータの構成と設計』が通称パタヘネ本。こちらの『コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ』が通称ヘネパタ本。どちらもコンピュータサイエンスの名著で、記載順が異なるのが通称の由来。
    私にとってパタヘネ本は大学1年の教科書で、その数年後にはこのヘネパタ本の存在を知ってはいたものの、10年以上読めずじまいでいた。長年の時を超えて、ついに読むことができた。念願。
    中身はサブタイトルにあるように、コンピュータアーキテクチャを性能指標など定量的な観点で多く解説されている。パタヘネ本はコンピュータのしくみをハードウェア観点から学べるが、ヘネパタ本はソフトウェア寄りだったり、性能理論値に近づけるアプローチを学べると感じた。また、GPUまわりの理解も深められる。

    さすがに図書館から数日借りて身につく代物ではないだろうが、雰囲気を味わうことができ、満足。
    それこそコンピュータサイエンスを学ぶ学生にお薦めする1冊。決して価値が落ちた昔の代物ではない。
    尚、これよりさらに新しい第6版も発売済。書い直すならそっちかな。

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