10倍速で成果が出る!ChatGPTスゴ技大全

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 116
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798183343

作品紹介・あらすじ

仕事のタイパを高める最強の武器を使いこなす話題のChatGPTについて、文書作成、プログラミング、Excelからリスキリングまで、仕事の効率がアップする活用法を徹底的に解説した決定版。望む出力結果を得るためにはChatGPTへの指示方法を工夫する必要があります。その指示方法(プロンプトエンジニアリング)については、基本形となる命令セットを解説しています。あらゆるビジネスで思い通りに使えるようになる本書で得られる主な効果・企画書・報告書などの文書を一瞬で作成する・SNSへの投稿、Webサイト作成などプログラミングの手助けに・経費精算書の作成、財務データの分析など、Excel操作が達人級の速さに・英語・プログラミング学習などリスキリングに役立つ最高の講師に【目次】Part.1 ChatGPTが仕事を変える!Part.2 ChatGPT入門Part.3 欲しい回答を生み出す超テクニックPart.4 分野別ChatGPT活用法―文書作成編Part.5 分野別ChatGPT活用法―プログラミング編Part.6 分野別ChatGPT活用法―Excel編Part.7 リスキリングに活用するPart.8 もっと便利なChatGPTの使い方―拡張機能とプラグインの使い方Part.9 生成AIの使い方と応用

感想・レビュー・書評

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  • とある会社のオンラインセミナーに事前登録したら,抽選で当たってしまった。

    ChatGPTについては様々なPluginまで解説してあり,生成系AIについても一通り解説してあるので,初心者にとっては役立つ本であろう。

    だから,宣伝文句の最初が
    「仕事のタイパを高める最強の武器を使いこなす」
    なのだと思われる。

    GPTの説明が怪しい,著者は英語がかなり苦手と思われる。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50339051

  • ChatGPTを使ってみたけど、思った通りの回答が返ってこない…。と悩んでいる方におすすめの一冊。
    ほしい回答をChatGPTで得るための適切なプロンプトを教えてくれます。
    この本を読めば、目的に応じてどのようなプロンプトを入力すれば良いのかがわかります。
    ChatGPTを活用して生産性をアップしたい方は是非読んでみてください。

  • ちょっとだけ触ったことあるけど実際のところどんなふうに使われてるんだろうが知りたくて購入しました。
    使用したい用途では学習元が2021年のデータまでしかないという点で使えないのですが、英会話をChatGPTを通してするというのは思いつかなかったのでいいなと思いました。
    他にはプラグインなどの連携ツールについては全く知らなかったので参考になりました。

  • ・プラグインを使うとGPTが強くなる
    ・スプシと組み合わせると強くなる
    ・パラメータを変更して使いやすくできる

  • ## 総評
    - 「スゴ技大全」という少し胡散臭そうなタイトルにも関わらず、有用な情報がたくさんあった。
    - かなり良著だと思う

    ## 【Question?】この本から学びたいこと
    - ChatGPTのスゴ技とはどんなものなのか?
    - 使用する際に活用できるものがあれば、活用する

    ## 【Answer】
    1. プロンプト
    2. ChatGPTのカスタマイズ
    3. ブラウザ拡張機能の導入

    ### 1. プロンプト

    #### プロンプトのフォーマット
    - プロンプトは以下のフォーマットで作成する

    ```
    # 役割
    あなたは◯◯です

    # 目的
    やりたいことを明確に指定する

    # 条件
    - 条件を指定する
    - 箇条書きに指定する
    ```

    #### プロンプトにパラメータを指定する
    ##### 1. 温度 (Temperature)
    - **説明**: 「温度」というのは、AIが作成する文の「創造性」を調整するための設定です。温度を低くすると、AIは安全で予測可能な選択をします(例えば、よく使われるフレーズや一般的な言い回し)。温度を高くすると、AIはもっとユニークで予想外の選択をしますが、時には意味が不明瞭になるかもしれません。

    ##### 2. トップPサンプリング (Top-p)
    - **説明**: この設定は、AIが次にどの言葉を選ぶかを決める際の「選択肢の幅」を調整します。小さい数値で設定すると、AIは最も可能性の高い言葉から選びがちになります。数字を大きくすると、AIは少し変わったり珍しい言葉も選択肢に入れるようになり、結果としてもっと多様で予測しにくい文を作ることができます。

    ##### 3. 最大トークン数 (Max tokens)
    - **説明**: これは、AIが作成できる文の「長さ」を決める設定です。トークンとは、単語や句読点など、テキストを構成する小さな要素のことです。この数値を大きくすると、AIはより長い文や段落を作成できるようになります。小さくすると、短い返答に制限されます。

    ##### 4. 停止シーケンス (Stop sequences)
    - **説明**: この設定は、AIが「ここで文を終える」と判断するための合図のようなものです。特定の言葉や記号を設定すると、AIはそれを見つけた時点で文を終了します。これは、特定の形式を持つ文書を作成したい時や、AIに特定のポイントで停止してほしい時に便利です。

    ```
    プロンプト: 「Pythonで簡単な関数を作成してください。この関数はリストを引数として受け取り、その平均値を返します。」
    Temperature: 0.5 (比較的予測可能で一貫性のあるコード生成を期待)
    Top-p: 0.9 (多様性をある程度保ちつつ、最も可能性の高いトークンを選択)
    Max tokens: 100 (生成するコードの長さを制限)
    ```

    ### 2. ChatGPTのカスタマイズ
    #### プライベートモード
    - 設定から学習と履歴をOFFにできるので、機密情報を含む会話を行う場合は設定をOFFにする(プライベートモードのような役割)

    #### カスタム指示(有料プランのみ)
    - カスタム指示を行うことで、より求める回答を得ることができる。
    - 下記は私のサンプル

    ##### ChatGPTにあなたについて何を知らせれば、より良い応答を提供できると思いますか?

    ```
    - 居住: 日本に住んでいます
    - 仕事: Webアプリケーションのバックエンドのシステムエンジニアです
    - 興味: システム開発と、チーム管理に興味があります
    - 目的: 効率的な開発を行いたいです
    ```

    ##### ChatGPTにどのように応答してほしいですか?

    ```
    - コードの生成を依頼した場合は、コードのみを表示します
    - 生成するコードは、日本語でコメントを追加します
    - なるべく細かくコメントを記載してほしいです
    ```

    ### 3. ブラウザ拡張機能の導入
    - 下記のプラグインを導入する
    - ChatGPT for Google
    - Google検索にGPTの回答を補足する
    - ~~WebChatGPT~~
    - GPTにwebの情報を注入する
    - 強力そうなのだが、Superpower ChatGPTと競合するのでOFFにした
    - ChatGPTアシスタント
    - ツールバーで使用する
    - ChatGPT Writer
    - Gmailの文面を作成する
    - Superpower ChatGPT
    - フォルダ整理する

    ## 【Why?】根拠
    - ChatGPTはテキスト生成AIである
    - テキスト生成AIとは前後の単語から次の言葉を選ぶAIである
    - 正しい情報を検索したり、生成するのには向かない
    - 公開された当初と比べて、SettingsやCustomizeが充実している
    - 有志のplugin開発も活発である

    ## 【What?】何を行うのか?
    - プロンプト生成を行う場合は、「役割、目的、条件」の3つを指定する
    - プロンプトにPropertyを指定することで生成される回答のチューニングを行う
    - ChatGPTのデフォルトの機能を利用して、チューニングを行う
    - ブラウザ拡張機能を導入する

  • 先日のOpenAI DevDayの発表を聞いて、もっとChatGPTを使いこなしていきたいと思ったので、ChatGPTの本をいくつか読んでみることに(そんなタイミングで、サム・アルトマン氏がCEOを解任されるという…)。

    ChatGPTについての基本知識や使い方、テクニックなどが書かれてあってうまくまとまっていたように思う。
    自分自身何度か使ったことがあるけど、「Regenerate」ボタンで再生成されるとか、temperatureパラメータを指定する方法とかは知らなかった。
    特に、カスタム指示機能で自分の情報を入れておけるというのは、こんな機能があったのかと驚き。自分も登録しておこうと思う。

    よく聞くトークンというのも、どういうことなのか初めて知った。英語だと一単語1トークンだけど、平仮名なら一文字1トーク、漢字なら1文字2トークンになるらしい。そうだったのか(何で、ひらがなと漢字で違うのかよく分からないけど)。

    「ChatGPTが作成したコピーを実際の広告に使用することなど、まずありません。」と言い切っていることにちょっと笑った。結構いいアイデアだしてくれると思う事もあるけど、自分が素人だからそう思うだけなのかな。

    まあ、さっきも書いたように全体をとおしてまとまっていたようにも思うけど、ちょくちょく違和感のある文章があったように思う。「これ、ChatGPTに校正してもらってないのかな?」と思う文章や、「ChatGPTに書いてもらってハルシネーション起こしたのかな?」と思う文章も(公式サイトの正誤表にも記載なし)。

    例えば、利子の計算について、ChatGPTが
    「利子=預金額×利率
     =100万円×1.8/100
     =1800円」
    と書いてあるのに対し、著者は「利率はパーセントだから、100で割る必要はありません。もう一度計算し直してください」と返していること。
    100で割ろうとしているのは正しいけど、その計算が間違っている(1000で割った結果になってしまっている)のだと思うのだけど、何でそういう返答になったんだろう…。

    見出しの最初に「#役割」などシャープをつけて条件を記載するのを「ハッシュタグ」と呼んでいるのも違和感があった。
    MarkDownの見出し記号という意味合いだと思うのだけど、ハッシュタグとは全然違うような…。検索できるわけでもないし。

    JavaScriptで日時を表示するプログラムを作ってもらって、それをブラウザで動かす記述についても違和感があった。
    170ページの1行目が「これもChatGPTに頼んでしまいましょう。」で、2行目が「表示されたコードを、」となっているのだけど、この間に文章が抜けている気がしてならない(省略してるわけじゃなくて、書かなくても分かるだろうということなのか?)。

    後、HTMLが正しく動かなくてChatGPTに指摘してもらう内容についての例(172ページ)が、正しいHTMLな気がしてならないのだけど、書き間違ってる?(修正されたHTMLと同じことを書いてあるように見えるのだけど…)

    後、「分野別ChatGPT活用法――プログラミング編」の章が、ほとんどプログラミングの話じゃないという…(HTMLやCSSはともかく、プロモーション記事の作成は違うだろうと…)。

    後、「OpenAI社のChatGPTも、マイクロソフトのBingも、おおもとはChatGPTです。」という文章にも違和感(287ページ)。
    「おおもとのモデルはどちらもGPT」というのなら分かるのだけど…(後、「Bing」じゃなくて、「Bing AI」と書いてほしいと思った)。

    それと、「Bing Image Creator」について紹介した後に、「著作権がクリアになるまでは商用利用や公開する文書には使わないといった注意も必要」と書いてあったけど(301ページ)、そもそも「Bing Image Creator」は商用利用できないだろうと思った(もしかしたら、画像生成AI全般について書いただけかもしれないけど、それでも「Bing Image Creator」は商用利用できるように読めるように思った)。

  • 使い方。プログラム、エクセル、企画書、学習など
    パラパラみた感じ雰囲気は悪くない

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著者プロフィール

1955年長野県生まれ。ジャーナリスト、評論家。大学在学中より週刊誌・月刊誌等にルポルタージュを発表。ビジネスや最先端技術分野の評論を行なう一方で、パソコンやネットワーク分野、電子書籍などに関する初心者向けのやさしい解説量を多数執筆。

「2021年 『ビジネスが広がるクラブハウス 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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