- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798610078
作品紹介・あらすじ
小説家になろう発大人気異世界料理ファンタジー第2弾!
<STORY>
ジバ=ルウの心を料理によって救い、森辺の祝福を受けたアスタ。しかし、ルウ家の家長ドンダ=ルウに『この料理は毒だ』と言われてしまう。もう一度料理を作らせてほしいと訴えたアスタに、ドンダ=ルウは眷属の婚儀の前祝で料理を作れと命じた。果たしてドンダ=ルウが料理を『毒』であるとした理由とは。そしてアスタの出した答えは――。
感想・レビュー・書評
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一人で狩りをする女家長アイ=ファのもとに居候するアスタは、村の最長老のジウ=ルウのために、ルウ家でハンバーグをつくるが、家長ドンダ=ルウに美味いといわせられなかったことにこだわり、料理の再挑戦をすることになる。主人公アスタを始め、さまざまな登場人物を上手に描いている。凛々しくて気が強いが情に溢れるアイ=ファがいいね。料理の魅力はまだまだ、これからかな。
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ドンダ・ルゥに「こんな柔らか過ぎる食べ物は毒だ!」と否定されたアスタ。
侮辱されたと感じ、ドンダを含む祝福しなかった人達を納得させるために再び相見える話です。
婆ばかり合わせていてそれ以外の相手のことを考えていなかったことを反省するアスタはすごいなぁ、と思います。
それに肉料理には確かにハンバーグ以外にも色々あることを再認識できました。
あまり考えていなかったけれどハンバーグもステーキも美味しそう。
肉料理が食べたくなりました。
ドンダ・ルゥも「マズい!」の一言で切り捨てていなかったし森辺の民も色々考えているのだなぁ。 -
前回ドンダ=ルゥにハンバーグを否定されたアスタのリベンジ。料理人としての発想や努力もそうだが、知識や頭の回転、考え方など、私がアスタと同じ年齢の時とは大違いで、思わず関心してしまう。ただただ、どのキャラクターも感情的に物を言っているわけではなく、きちんとそこに理由や理屈があり、それが分かった時に双方の気持ちを汲み取りやすい。今回は読者が欲しいものを、ただの称賛ではなく努力の末に貰えたので気持ちが良いものだったのではないだろうか。ほぼギバ肉だけで2巻も終わったが、今後どのような料理を仕上げていくか楽しみだ。
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異世界人に料理を振る舞った。
婆ちゃんには感謝された。
しかし家主は気に入らないようだ。
婆さんが喜んだから毒を食わせた件は不問にしよう、的な。
更にこれまでの吐瀉物みたいな料理がいい、とまで。
これはあれだね、
味覚との戦いというよりも
凝り固まった伝統というアレと
異世界人の常識との戦い的な。
めんどくせえ。
料理したよ!
うまーい。
じゃダメなのかなぁ…。 -
アスタの長広舌が鬱陶しい
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2017.9.28