哲学として読む 老子 全訳

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  • トランスビュー
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798701790

作品紹介・あらすじ

★この書籍の小売店頭価格は、2500円+税です。

“2500 年の誤解”をくつがえす画期的解釈!
老子の哲学をいきいきと伝える。


『論語』に並び称される中国古典の最高峰『老子』。
「道」や「無為」を説く難解な書として知られるが、
今回新たな解釈をもとに高校生でも読める
わかりやすい現代語に訳しなおした。

この世界が生まれるまえから存在している「もの」。
老子は、その「もの」について、
「わたしはその名を知らない。
かりそめに『道』とでもよんでおこう。」
と書いている。

「道」はこれまで、学術的には「宇宙の根源」、
一般的には「人生訓」のように理解されてきた。
しかし、それでは『老子』の本当の面白さはわからない。

著者は「道=自然の法則」という新解釈を示すことで、
『老子』を今の私たちにも役立つ、西洋思想に負けない
いきいきとした哲学書として読み直す。
“2500 年の誤解” を解く、渾身の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 老子の解説

    筆者の見解を、考えて悩んでいるところも含めて丁寧に書かれている。
    安直な解釈の訳より、しっかりと老子に取り組むことができる。
    ただ、読み辛い。
    ある意味メイキングのような感じで研究者の頭の中を垣間見ることができて興味深いが、初心者としてはもっと洗練されたものが読みたかった。

  • 難しい本を更に難しく
    たくさん書いちゃいましたてきな
    頑張った的な

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著者プロフィール

1959年、福井県生まれ。東北大学文学部卒業。東北大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授。著書に『門無き門より入れ 精読「無門関」』(大蔵出版)『禅問答100撰』(東京堂出版)『龐居士の語録 さあこい!禅問答』(東方書店)『物語として読む 全訳論語・決定版』(トランスビュー)など。

「2020年 『哲学として読む 老子 全訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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