- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799105115
感想・レビュー・書評
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これまでの複雑なフレームワークをすてて、5W1Hというシンプルな思考をしましょうというのがこの書のメッセージです。
・5W1Hを真に活用している人はほとんどいない。
・5W1Hをばらして、くずして、組み合わせて、使いこなすことによってあなたの仕事はパフォーマンスが飛躍的にあがります。
・5W1Hは、六人の忠実なしもべといっています。
5W1Hをつかった方法論は、次の4つ
■問題提起 Big Why?
■アイデア発想 5W1H 思考のキャンバス
■コミュニケーション Why-How⇒ 説得力のあるロジック
■問題解決 3W1H
■問題提起 Big Why?
・具体的にビジネスの現場で、どんなことが起きているのか
①提案書の見栄えのために、無意味なフレームワークを盛り込んでいる 「見せかけ型」
②機械的にフレームワークを入れ込んで、列挙、整理しただけ「実況中継型」
③なんでもかんでもフレームワークを使うことで、思考が断片化、紺頼している「ヤミクモ型」
⇒ 何のために「何を異つけたいから」フレームワークを使いたいのか、がないから
⇒ 答えより、本質的な問いが、大切な時代になりました。
⇒ 視野を広げ、ヌケモレを防ぐための思考ツールが、5W1H
Big Whyで真の目的にさかのぼる
What/How 何をやるのか/どうやるのか ⇒ Why なぜやるのか ⇒ Big Why 真の目的とは何に どうありたいのか
さかのぼりがあまいと
①目的がそもそも欠落している
②真の目的をはき違えている ⇒ 手段の目的化
③目的が単なるお題目になっている ⇒ 目的の過度抽象化
我々の事業の臣の目的はなにか Big-Why でさかのぼる
それに照らし合わせて 何をすべきか What/How へくだりさがり
■アイデア発想 5W1H 思考のキャンバス
5W1Hを当てはめるとヌケモレが一目瞭然 ⇒ 5W1Hは思考を広げていく道具
①5W1Hにあらゆるものを当てはめていくこと
②5W1Hをいかに有効に、組み合わせるか
■コミュニケーション Why-How⇒ 説得力のあるロジック
思考の枠組としては、Why-What-Howの3点セット
■問題解決 3W1H
What 何を解決するのか:問題の設定 ⇒ Where どこがわるいのか:問題個所の特定 ⇒ Why なぜ起こるのか:問題原因の究明 ⇒ How どうするのか:解決策の立案
・粒度の大きい問題には、なぜ5はうまくいかない
・What 目標と現状のギャップの把握 AsIs/ToBe
・Why 行動の因果関係
■結論
・物事を決めるにあたって5W1Hを明確にすること、シンプルに考え、シンプルにやり抜く、これだけです
目次
はじめに 6人の正直な召使い
プロローグ シンプル最強の思考ツール「5W1H」を使いこなそう
CHAPTER 1 [課題提起]Big-Whyで「真の目的」にさかのぼる
CHAPTER 2 [アイデア発想]5W1Hで「思考キャンバス」を広げる
CHAPTER 3 [コミュニケーション]Why-Howで「説得力あるロジック」を作る
CHAPTER 4 [問題解決]3W1Hで「筋のよい打ち手」に絞り込む
おわりに シンプルに考え、シンプルにやり抜く
参考文献
ISBN:9784799105115
出版社:すばる舎
判型:A5
ページ数:199ページ
定価:1800円(本体)
発売日:2017年09月01日第4刷詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル以上に内容のある本だと思います。いわゆる「5W1H」を駆使してビジネスにおける課題解決の際に見落としがちな点を網羅的にカバーすることでより良い結果に結び付けようとの教えを得ることができます。
著者の提唱する「5W1H」は特段目新しさはなく、使い古された感すらあるキーワードですが、実務上でどれだけ有効に機能させることができているかと我が身を振り返るとあまり自信を持てません。目先の些末なことに囚われてしまいどうしても相手や周囲の人の視点に立った検討が抜け落ちてしまうことがあります。そんなときに「5W1H」を駆使することで軌道修正をはかることができるということなのですね。「使いこなす」までのレベルにいくまではそれ相応の訓練も必要でしょうけれども日々の実務でより強く意識してゆかねばなりません。 -
漫画で分かるシリーズを読み、元の内容も気になったため読んでみた。
内容は漫画内と当然に通っているが、
それぞれ詳細な事例を元に説明をされている。
説明されている項目を大きく分けると、
1、Big whyでさかのぼり思考
2、why-howロジック思考
3、問題解決のための3W1H
うまいこと事象に当て込んでる感もあるが、
思考の物差しとしては明瞭。
報告、提出物作成の際、まずは5W1H思考の骨子を活用していく。 -
フレームワーク武装するより有用!!アイディアだしにも使える。
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現状分析や思考整理の方法として、様々なフレームワークを使うことも一手だが、問題をシンプル化するために、5W1H(What、When、Where、Who、Why、How)で状況整理することの重要性を理解できた。
筆者の主張の通り、あまり深く考えずに課題解決を図ろうとすると、思いつきで行き当たりばったりな方法を取ろうとしてしまう(自覚あり)。今後は、意識して問題や解決手段を5W1Hに落とし込んで、何が問題で、何が原因で起こっているかなど、1つ1つのまとまりごとに考える習慣を身につけたい。 -
SE11年目
課題解決力、説明力向上のため読んだ。
問題解決について普段なんとなく行なっていたことが言語化されており腑に落ちたのがよかった。
要点
①説明はwhy-what-howでロジカルになる
②問題解決は結果から遡る
③目標と現状のギャップを把握する
アクション
雛形を用意して意識的に5w1hを業務で使用する。 -
特に新鮮な情報はなかった。
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割と分かりやすいけど寄せ集め感が クリシンで充分かな
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50096233
ビジネスのあらゆる場面で生産性を高めてくれる、シンプル最強の思考ツール、5W1Hをとことん使いこなすための1冊です。 (生命融合科学分野 大塚正人先生推薦)