マーケティングリサーチとデータ分析の基本

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  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799106945

感想・レビュー・書評

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  • 勉強で買ったがとても分かりやすかった。
    必ず再読。

  • ビジネスにおけるマーケティングリサーチ。主に仮説を自分なりに持ち続けることの大切さを学んだ。データ分析で原因を突き止める際には、リサーチする目的を明確化し、常に次のアクションを念頭におきながら仮説思考を持つ必要がある。調査手順をきちんと整理しなければ、漠然とした結果しか得ることができず、価値ある検証結果を見出すことは難しい。社会調査の考え方を実践的に活かすイメージを多少なりとも描けたのは収穫。

  • マーケティング「売れる仕組みづくり」「顧客起点で推進するビジネス全体」→プロセスすべてが連携、効果を最大化、経営そのものとも言える

    必要な能力「データリテラシー」「データ分析スキル」「ダイバーシティ把握」→自身の経験則や成功パターンがほとんど通用しない

    データ・ドリブン=ビックデータ活用ではない!→一分のデータから実効的なアウトプットが出せればいい

    スキル①情報収集能力②情報分析力③情報解釈力④情報活用力

    3C分析;customer,competitor,company
    SWOT分析:stregth,weakness,opportunity,threat
    STP分析:segmentation,targeting,positioning
    4P(企業視点):product,price,plaze(販売チャネル),promotion
    4P(顧客視点):customer value,cost,covenience,cummunication
    AIDMA:attention,interest,desire,memory,action
    AISAS:attention,interest,search,action,share(インターネットの関与で変化)

    定量調査「数値」
    定性調査「言葉、ジェスチャー」
    調査:比較対象を明確化しておく(信頼性、安定性、一貫性、妥当性)

    First Moment of Truth:商品の陳列棚を見て最初の3〜7秒で買うか決める

    インタビュー:一次情報、五感でインプットが得られる
    信頼関係の構築→ラポールを形成する

    インタビューの姿勢:感謝,信頼、真摯、共感

    「仮設思考」
    顕在意識:日々頭で考えていること10%、潜在意識:無意識下90%→直感力、想像力
    インプットはどっちにも反映される

    「何を明らかにしてどのようなアクションにつなげたいのか?」
    FactからFindingsを導く事が重要

    重回帰分析:目的変数と一番影響の大きい説明変数を明らかにする手法

    相関関係≠因果関係
    平均値→特異な存在に引っ張られてしまう可能性

    アウトプット作成①誰に(to whom)②何を(what)③どのように(how)④作成作業を徹底的に効率化

    ①誰に→オーディエンスの伝達内容に対するリテラシー
    ②何を→「伝達目的」「伝達項目」「キーメッセージ」「読後感」

    「リサーチ」
    ビジネス課題を明確にし、課題解決のアクションや意思決定をするために必要なあらゆる情報収集や分析をすること」

  • 様々な調査手法が存在するが、本質的な問題解決に結びつける為に、事前にしっかりと仮説の洗い出しと目標設定を決めておくことが大事。
    そして、分析・解釈の精度を上げるために「誰に」「何を」の部分をしっかり考えてアウトプットする。
    ビジネスの意思決定においては、様々な情報を論理的に判断しつつ、感情や感性をもとに直感的に判断する2軸のアプローチを実行して、効果的なアクションに繋げていくことが重要である。

  • ●一分野マスター読書「情報収集・活用」12冊目。リサーチの仕方は以前読んだ本の内容を補完しており、おさらいになった。インターネットリサーチやデータ分析・解釈は具体的な解説があり参考になった。

  • 分かりやすくて今すぐ仕事に使える内容だった。

  • ■リサーチやデータ分析を成功させるための4つのスキル
    ①情報収集力
    ②情報分析力
    ③情報解釈力
    ④情報活用力

    ■リサーチ成功の7ステップ
    1 順番の決定
    2 目的の設定
    3 調査企画の設計
    4 データ収集
    5 分析・解釈
    6 アウトプット作成
    7 アクション

    ■対象者条件を考える視点
    ①属性情報(地域、性別、年齢、職業、未既婚、子供の有無、年収など)
    ②行動・態度履歴情報(商品/サービスに対する認知、利用、利用中止、非利用など)
    ③心理的情報(価値観、ライフスタイル、趣味・嗜好など)
    ④必要なサンプルは確保できるか
    ⑤マーケティング施策に落とし込める条件か
    ⑥そもそも調査目的と合致しているか
    ⑦調査後に比較したい軸で比較できるか

    ■仮説分類
    現状仮説:現状はこのような実態になっているのではないかという仮説
    戦略仮説:このような戦略・施策を実行すれば有効ではないかという仮説

  • 2021.12.24 社内読書部で紹介を受ける。

  • マーケティング分野における効果のある施策を実施するための事前調査方法についての書籍。マーケティング用語を知らなくてもリサーチの大枠がわかりやすい言葉で説明されている。実際の施策計画については別の本を読む必要がある。

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