為替が動くと、世の中どうなる?

著者 :
  • すばる舎
3.59
  • (2)
  • (7)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 79
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799107263

作品紹介・あらすじ

毎日のニュースで「円高・円安」「為替相場」などの言葉が飛び交いますが、そもそも「為替」とは何なのでしょうか? 「円高・円安」になると、日本や私たちの生活にはどのような影響があるのでしょうか? 本書では日本初の投資信託関連データベースを運営・管理し、伝説のアナリストと称される著者が、用語の説明から為替が経済に与える影響までわかりやすく解説します!
経済の初心者や「用語の意味はわかるけど、きちんと理解できていない」という人のための、経済・金融入門書です! 誰も詳しくは教えてくれないけど、知っていれば必ずビジネスでも、日常生活でも、役立つ情報が満載の1冊!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 知りたいところが書いてあった
    ・円キャリー取引がキーワード
    ・世界経済が不安定化すると円が買われる
    →2022年は円安(金融政策が理由)
    ・円は最弱か最強かの両極端になりがち

  • 金利の影響を知りたくて本書を手にとった。

    ホントの素人向けで、基本的な考え方が優しく解説されていたので
    ボリューム的にもちょうど良い著書だった。

    学びポイントとしては
    1.金利には日本銀行が銀行に貸し出す金利や民間銀行が企業に貸し出す金利や
      住宅ローン金利、預金金利各種ある
    2.どれも基本的には同じ動きをする
    3.基本的には金利が高い国にお金が高まる
      ex、米国の金利上昇>米国のドル預金、米国債の収益率UP
        >日本の投資家が米国債購入する>円売り、ドル買い>円安・ドル高
    4.円安に進むと国内金利があがる傾向
    5.世界経済が不安定になると円が買われる
      これは政府だけでみると赤字だが、家計、企業のマネートータルでみると
      日本の対外純資産は世界一のため(平成28年)
      ※中国2位、ドイツ3位、アメリカ大赤字

    詳細は望まず、一般教養として、さくっと経済の仕組みに知りたい人には
    最適の本である

  • かなり分かりやすく書いてくれている、親切な一冊

  • わかりやすい

  • かなり分かり易く書かれているものの新たな発見もあって良かった。
    為替単独では無くて、原油や債券等様々な金融商品と結びつけることの大事さを教わった。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

昭和24年、大阪生まれ。証券関係専門誌を経て、昭和60年、㈱金融データシステムを設立し代表取締役就任。わが国初の投信データベースを管理・運営。
マクロ経済から個別金融商品までにわたる幅広い分野をカバーするスペシャリストとして、各種研修、講演、テレビ解説の他、FP等通信教育講座の講師としても活躍。
主な著書に、「為替が動くとどうなるか」(明日香出版社)、「金融データに強くなる投資スキルアップ講座」(日本経済新聞社)、「日本経済新聞の歩き方」(ビジネス教育出版社)等がある。

「2021年 『増補改訂 なぜ金利が上がると債券は下がるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

角川総一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×