お金に困らない人が学んでいること

  • すばる舎
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本棚登録 : 698
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799110195

作品紹介・あらすじ

先行きが不透明な時代でも「長く」うまくいき続けるためには、良質な学びと実践が欠かせません。ただし、学びと言っても、それは「やみくもにセミナーに行きましょう」「とにかく資格をとりましょう」ということではありません。しっかりと目的をもって、成果、つまりお金につながる学びをする必要があります。これまで学びに数千万円を投じ、実際に年収で億を稼ぐまでになった起業家の「自己投資」の考え方と手法を紹介。「なぜ学びが大事なのか」というマインドの部分から、具体的な「インプット」「アウトプット」の手法、そして学びをお金に変える方法を語りつくしてもらう一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 【弱労働者】
    今の労働環境はサラリーマン(雇われる人)が大勢を占めていますが、
    これからは基本的にフリーランスで働く人が大勢を占めるようになると考えます。

    自分で仕事を選び、委託業務として契約するかたちです。

    この方が働く側にとっては、決定権の範囲が広がるため幸せになる確率が高くなります。
    ただ、すべての人が幸せになるかと言えばそうでない人も生まれてきます。
    今まで雇われるかたちでさまざまな判断をせず指示に従って生きてきた人です。自分で考えることができない、あるいは考える訓練をしてこなかった人々です。
    こういう方々は現在より厳しい世界が待ち受けています。

    自分で考えることができないので、指示がないと生産することができません。そうなると、自分で仕事を獲得することができない弱い立場の労働者(弱労働者)になります。仕事を与える側は指示をしないとできないことを見越して、この弱労働者をコストミニマムで雇おうとするのです。(これは雇う側が悪いのではなく、経済的に合理的な動きです)

    この立場に追い込まれると、成果により給与が決まるわけではなく、生かさず殺さずの世界で、死なない程度でギリギリの生活ができるかどうかの基準で給与が決まります。

    今は、雇われ人が多数を占めているため、労働組合もあり弱労働者でもギリギリの生活より少しだけ豊かなところで均衡を保てています。しかし、雇われる人が少数派になると、雇われないと生きていけない人(弱労働者)は今より厳しい生活に追いやられます。

  • 読んだことのある他の本でも見たポイントがいくつも載ってた。私にとっての二番煎じ・・ということではなく、この本でもうたってるということはそれが確かなんだろう。新しいことを積極的に取り入れつつ一生使える知識を身につけること、仕組みで学ぶこと、朝活、メンターのパクリ、アウトプットが重要であること。焦らずスモールスタートしてじゃんじゃん失敗して経験を積むことが成功への道。
    277冊目読了。

  • アウトプットをする前提でインプットをすると学びが深まる。
    学生時代の学びの意識を変えるのが肝要だと思った。自主的に関心に従って学んでいく、それがその人の個性を形作っていくのだろう。

    伊集院光が、師匠の故六代目三遊亭円楽の言葉を紹介していたのが思い出された。
    「自分が時間を忘れてやってしまうような好きなことに少し社会性を持たせると…食っていける」と。

    SNSの発達でこの流れに勢いがついて来ているとも感じる。「じっくり育てていけば、必ずあなたの役に立つものになっていきます」(p208)の言葉を信じて継続してみようと思う。
    特段損もないことであるし。

  • 自己啓発本。類似図書を読んでいる方には目新しい内容はないと思います。

  • この本は定期的に読んで、自分で行動できることは実践していきたい。 アウトプットが大事なことが改めてわかったし、アウトプットの方法もあったのでかなりためになった。 何度も何度も読んでいきたい。

  • 要は学びなさい、ということ

  • 本書の中で特に強調されていることは何歳になっても「学び続ける」ということである。
    学び続けることで先の見えないこれからの時代に対応することができ、新しい知識を得ることで新たな自分に気づくこともできる。

    完璧でなくていい、失敗していい、とにかくやってみること

    言葉では簡単かもしれないが、なかなかできないことである。
    しかし、成功者と呼ばれる人たちはこのプロセスを少なからず通ってきているのだと実感した。

    本書は「お金に困らないため」に学ぶことを一貫して描かれていたが、お金に限らずこれからの時代を生きる上で大切なことが書かれているように感じた。
    内容は他のビジネス本、自己啓発本と似たものもあるが似ているからこそ普遍的に大切なことなのだと考えることができた。

  • 具体的な方法が多く、好感を持てた。特に読書術が参考になった。

  • 学びは大切だと言うけれど、成功者はどんなことを学んでいるんだろう?
    そんな疑問を解決してくれる1冊。

    成功者が大事にしていること、それは「学んだ知識を活かして成果に変えること」「行動を起こすこと」である。

    なぜなら、知識を習得しただけではなにも変わらない。
    その知識を活かして成果や行動に変えることで初めて、成功につながるからである。

    ありがちなのが、本を読んだり、セミナーに行ったりして、それだけで満足してしまう。
    行動や成果に変えることがないので、結局、何も変わらない。
    学ぶ姿勢はもちろん大事。しかし、学んだあとにどうするかが最も大事。

    また、失敗したときにそこから何を学ぶのかも重要。
    失敗は絶対に誰でもする。どんな成功者でもたくさんの失敗をしてきた。
    成功するか否かは失敗した後にどうするのかが分かれ目である。

    「どうしてうまくいかなかったのだろう?」「どうしたらうまくいくのだろう?」
    と、失敗したときに立ち止まって考える。
    そして、同じ失敗をしないように対策を立てる。
    これを繰り返すことによってどんどん成長することができる。

    「学んで行動を起こすこと」、「失敗したときに立ち止まって考えること」この2点をこれから意識していこうと思う。

  • 一生使える知識を学ぶこと。何回も学び直しが必要な分野はコスパが悪い。

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著者プロフィール

人財プロデューサー。全国出版オーディション主宰、助成 金制度推進センター顧問、 一般社団法人 食育日本食文 化伝承協会理事、株式会社XYZ 代表取締役 研修講師 /ビジネス書作家。
「すべての人の最大限の可能性に貢献する」を企業理念 に、研修講師をはじめ著作活動、全国出版オーディション 主宰、20 - 30代若手人材育成など活動は多岐にわたる。
東京理科大学卒業後、ソフトバンク入社。20代にして、 コールセンターのKPIを構築し、2008年起業。飲食店経 営での組織マネージメントを経て、2017年に出版した『自分を安売り するのは“いますぐ”やめなさい。』(きずな出版)は、新人 著者としては異例の3万部を超えるヒットとなる。
現在著作 8冊、累計15万部を超えるベストセラー作家として全国で の講演活動など、『学び』をテーマに日本人の知的リテラ シーの向上を啓蒙するリーダーとして活躍している。 講演 会の累計動員人数20万人以上。フランスでの講演実績も ある。
1980年埼玉生まれ。東京理科大学経営学部卒。自 他共に認める無類の旅好き(現在32ヶ国歴訪)。

「2023年 『「好かれる人」になる55のコツ ─ すぐできるのに99%の人はやっていない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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