あなたの「弱み」を売りなさい。 戦わずに売る 新しいブランド戦略 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015年11月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799317785
作品紹介・あらすじ
本書は、ある架空の国のレストランをめぐる寓話を通じて、無名の小さな店が、有名で大きな店に「戦わずに勝つ」ための戦略を教える本です。この戦略が有効なのは、レストランやお店だけではありません。大手企業を相手にたたかう中小企業の営業マンや広報・PR、商品開発担当者、あるいは、無名の個人の「パーソナルブランディング」にもかならず役立つ考え方です。つまり、ビジネスパーソンすべてが身につけるべき戦略なのです。
感想・レビュー・書評
-
○目的
本書を通して、自社の古い小型店がどのようにして大型店に勝てるようにするかを考えて、1つの方向性を導いていきたい。
○感想
ストーリーブランディングとあるが、本質的に重要なのはやはり「強み」を見つけることであると再認識できた。特に5つの項目を売るというのは大切な考え方だと感じた。一方で、オーナーが自ら運営するような店舗であれば可能なイメージを受けたが、社員が自発的に動けるかどうかというのは、本当に心の底からの共感が重要だと感じた。なお、具体的な行動項目として、毎月全員に500円の予算を与えて自由に考えさせるというのは面白いと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小さな企業の戦い方を教えてくれる本。本書はストーリーブランディングという、自社にしかない企業の背景や信念などを売りにするノウハウを丁寧に説明してくれる。個人事業車や小企業は、価格・品質といった側面だけでは大企業とガチンコ勝負はできない。その中でもオンリーワン、ナンバーワンを取るために、自社のストーリーをブランド化するテクニックを教えてくれる。ただし、私は、本書のワークシートに沿って考えをまとめようとしても、すぐにはできなかった。これからゆっくりと事業を育てていくことが肝要なのかもしれない。
-
九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1376141 -
はるさんおすすめ
人はストーリーで商品を買う
ストーリーの黄金律とは次の3つ
①何かが欠陥してる、
または欠陥させられた主人公が
②なんとしてもやり遂げようとする遠く険しい目標やゴールに向かって
③数多くの葛藤、障害、敵対するもの乗り越えていく
ストーリーブランディングの3本の矢
①志
②独自化のポイント
③魅力的なエピソード -
ストーリーブランディング
-
個人でSNSで情報発信をして、少しでも稼ぎたいと思っているので参考になった。
私は有名人ではないし人脈もないので、SNSでは「非常に弱い」立場にある。
なので、しっかりとその弱みをも生かしたストーリーブランディングができるかどうかが鍵となる。
情報の価値や量では、企業やインフルエンサーには太刀打ちできないので、いかにブランディングするかが大事。
志はなにか、独自性はなにか、魅力的なエピソードはないか、を中心に考えて、ストーリーブランディングを確立していきたい。 -
読んで終わりでなく実行して初めて意味のある本
-
根っから土俵の違う相手、格の違う相手と価格競争等の同じ土俵で戦うのではなくもっと別視点から見たストーリー性や独自性を追求していこうと思う!!そして時として弱みは強味に変えられる!!毎回相手の期待値を少し上回る。そして自分を売り込む!!
-
前半のストーリーはいらないかも。ストーリーブランディングのためのワークシートもあってわかりやすかった。