いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019年6月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799324813
感想・レビュー・書評
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人は常に何らかの罪悪感を抱いており、それを消すのではなく、うまく共存していく事が必要。
罪悪感の例と、付き合い方の説明。
カウンセリングのように、頭の中でイメージして心を安定させる「イメージワーク」というセラピーのような行為は、私にはちょっと合わないかなと思いました。
想像したそのイメージによって気分が浄化され、晴れるような程度の罪悪感は、ある意味思い込みとも取れるのかなと。私もたくさん持ってます。
自分は幸せになってはいけない気がする。
よくない事だと分かっているのに依存してしまう。
人が辛そうにしていると自分も同じレベルの辛さを背負わなくてはいけない気がする。
この本を読んで様々な罪悪感を抱えている人がいる事例を知ることができましたが、ある意味それを知る事で自分はまだ恵まれているなと捻くれた感情のまま読み終わってしまって残念です。すーっと消えてなくなる事はなかった。
「罪悪感は、人生をより面白くするためのルールだと思うようにする」発想は、とてもいいなと思いました。
みんな罪悪感を持っている。
それをどう乗りこなしていくか、ゲーム思考で考える。この本を読んで良かったフレーズです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いくら年齢を重ねても心の底に澱んで溜まった罪悪感や自己否定感から解放されることはなく…。
あっちにこっちに迷惑をかけながら、穴があったら入りたい気恥ずかしい経験、至らなかったこと・過ぎてしまったことへの後悔を積み重ねて、まあ子どもたちも独立していったわけで。
その時々は精一杯、それしかないと思ってやってきたので結果オーライと思える還暦前に手に取った1冊。
カウンセラー根本さんの初読み。
残念ながら私の場合はしっくり来なかった。ななめ読み。
多くの言葉や文章で過剰に説明・説得されている感覚を受け取ってしまい、自分でじっくりと咀嚼し、内省するよりも押し切られそうな感覚でした。
感染症への対応でも浮き彫りにされたよう、他国や他民族に比して、社会的に白黒二元論で「正しさ」「善さ」へ過剰な価値を置く風土や、清廉への偏重、小さな失敗をも拒絶しがちな「失敗恐怖」が強めで、それ由来の「罪悪感」も強いのだろうなと。
加えて元来、我慢・辛抱・他者への献身が殊更美徳とされるから、自分の感覚や判断について罪悪感を抱きやすい土壌はあるよなあ。
完璧さを追求する姿勢や近視眼的に物事を解決する力は強いのだろうけれども、俯瞰し全体で考えるとなると、少しの過ちも失敗も受け入れらずという世間に左右されるところも大きいのだろうな。
おそらく誰にとっても「罪悪感がすーっと消えてなくなる」ということはないであろうに、そういう表題もどうかな。「罪悪感」は抗えない感情だよなあ。 -
罪悪感の兆候とタイプがほぼ当てはまりました。「あなたが自分自身をゆるす」という感覚が全くなかったので衝撃を受けました。また、「もう、しんどい。もう、がんばりたくない」と言っても良いのだと思いました。今までは自分で自分を苦しめていたのかもしれないと思いました。
まだ回復できないと思いますが、少しでも進みたいと思います。 -
罪悪感に逃げず、自分軸で生きる方法を解説。事例がたくさん紹介され、例えば夫の浮気でさえあらゆる問題は「対等」であり、一方的な加害者と被害者ではないと説く。全ては自分が仕向けているという考え方は、受け入れがたい読者もいるかもしれない。途中少しスピリチュアル風味の単語が出てきたりするが、本筋では無いようだ。
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判例が多くなかなか面白かった
全てを許す所が
素晴らしい
感謝の手紙は
やってみよう -
罪悪感は愛の裏返し、なるほど。
そういう考え方で俯瞰的に自分を見つめることが出来たらhappyなのかも。
(ただ、それが難しいからカウンセラーという専門的な職業があるんだろうなあ。。。) -
私の今の課題だと思う。なかなか実践して自分を本当に変えることは難しそうなんだけど、でもこれができたらきっとグッと人生が楽になるんだと思う。
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罪悪感は自分が考えれば考えるほど、自分に重くのしかかる。
全ては自作自演。罪悪感=愛の裏返し