東大式ふせん勉強法 【小学校高学年以上向け】

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 105
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799325902

感想・レビュー・書評

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  • 子どもに、ふせんを使って家にある物に英単語を書いたふせんをはらせるという勉強は実物と物を関連づけているから記憶しやすくなると思った。覚えたいものをふせんに書き、トイレの扉や壁にふせんをべたべた貼り、クリアできたら入れるなどのゲーム性は◯。3回答えられたふせんを剥がしてとっておき、ノート等に貼って、後日復習したり、どうしてもおぼえられないものには色を変えたりする方法は良いと思った。
    最近の研究では、制限がある方が自由な発想が生まれやすいということにびっくり。例として、俳句、短歌、ツイッター、絵画をあげており、イギリスの詩人、チェスタトンの言葉、芸術は制限の中にある。絵画において、もっとも美しい部分は枠だ。としめくくっていた。

  • (感想)
    小学生(高学年)~高校生向けのふせんを活用した勉強法の本
    「東大式」というので高度なものを期待していたが、やや期待はずれ
    とはいえ、大人でも活用できる部分はあるし、保護者向けのページも用意するなどきちんと活用できるようにしている点は評価できる

    (読書メモ)
    ふせんを活用した学習方法9つを紹介している
    大人の学習にも活用できそうなのは、
    ・ゲーム感覚で楽しく覚えられる「暗記ドア」
     覚えたいことを問題形式にしてふせんに書き込み、ドアに貼って、覚えたら剥がす
     どうしても覚えられないものはノートの表紙裏側に貼り替える
     
    ・インプットが上手になる!「書き込み読書メモ」
     本を読みながら、後で復習するところにふせんを貼る、ふせんにはその理由を書いておく
     本のまとめ「トリセツ」(簡単な読書メモ)を書いて、表紙裏に貼る
     
    ・ケアレスミスを減らす!「ミスらんノート」
     自分のミスの傾向を知り、その傾向と対策を1枚のふせんにまとめ、ノートの表紙裏側に貼る
     ふせんをテスト直前に見直す
     テスト開始後、そのポイントを書き込む
     
    ・書くことで困らない!「ふせんで記述分解」
     意見、理由、経験、結論をふせんに箇条書きで書き出し、それをつなぎ合わせて文章を作る

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著者プロフィール

1987年、千葉県船橋市生まれ。海城中学高等学校、東京大学教育学部を経て、同大学院教育学研究科修士課程修了。新しい教育手法・学習法を考案し、東大在学中に20歳で起業。東京・京都・大阪で「勉強のやり方」を教える学習塾プラスティーを経営し、自らも授業をしている。
著書は『現役東大生がこっそりやっている 頭がよくなる勉強法』(PHP研究所)など多数。青森県三戸町教育委員会の学習アドバイザーも務める。現在はTBS「ひるおび」やラジオ番組などに出演中。

「2023年 『高校入試の要点が1冊でしっかりわかる本 理科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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