理想の自分をつくる セルフトーク マネジメント 入門
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021年1月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784799327111
感想・レビュー・書評
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セルフトークとは何か?自分との向き合い方など、自分の中を覗いてみるような内容だった。実践できるかどうか、正しくできるかどうかはまだ自信はないが。自分の浮かんできた不安な言葉や苛立ちの言葉に耳を傾け、思考の変換をゆっくりできたらと思う。まずは未完了を残さないことから始めてみたい。
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セルフトークb上書きプロセス
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自身の課題として、感情的になってしまうということがあった。本書ではそうならない、いつも通りの自分の力を最大限に発揮するためのことが書かれていた。
①感情→反応を、理性→対応に変える。
変えるためには、日光浴、朝読書、日記、入浴、呼吸、笑顔、趣味、香り(脳にダイレクトで副交感神経)、信念、未完了をなくす、「肯定と自責思考(自分にできること変数はなんだろう)、相手の背景理解、視点を変える」
②今この瞬間を楽しむ、フローに入る
自分は人の感情の移り変わりとか、思いやりとか、人との関わりでフローに入りたいなぁ…
わりかし、②はできてる。①が課題だから、自分を守ろうとするのではなく、相手のために自分ができることってなんだろう、そういうセルフトークBを生み出していきたい。 -
セルフトークという言葉を知れたのは、とても勉強になりました。普段私たちの頭の中で自然に行われているセルフトークは、まるで「引き寄せの法則」と似ている部分があるとも感じました。
これを自分のコーチングとして活かそうとなると、なかなかセルフトークを引き出す質問が思いつかないかも…とも思ってしまいました。 -
アンガーマネジメントと一緒で、知っていたほうが良いと思う内容でした。
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セルフトークという考え方を知れただけでも読んだ価値はあった。
人は口には出さないが頭の中で独り言を言っているがその独り言が邪魔をして本来の実力が出せなかったり、反対にその独り言に支配されなかったおかげでいつも以上にパフォーマンスが出せたりするが、それをコントロールするためには自然に湧き上がるセルフトークAと、そのセルフトークAを肯定・自責の質問をしながら明らかにするセルフトークBというもう一人の自分を生み出して、実力が出せない原因のセルフトークAを無くしたり、生み出さないようにコントロールするという考え方は実践してみたら効果が出そうだという気持ちになった。 -
セルフコーチングの本だと思って読んだら、セルフトークという自分の心の中の会話を中心にした話だった。
本書の中でセルフトークAとセルフトークBのAをやめて Bを積極的に実施していくことが良い。
この対比が分かりやすく、実践しやすい。
これを実践しだしてから明らかにネガティブな感情が減り、自然とポジティブな視点で物事が見れるようになった。 -
もう一歩ヒントがほしい。「人にはあらゆることに対する判断基準であるビリーフがあり、そのビリーフが他人や環境から刺激を受けると、セルフトークが発生する。そして、このセルフトークが人の感情と行動に影響与える。ビリーフ、感情、行動を直接変える事は難しい。セルフトークは言葉でありその言葉を自分で明確に認識し、それに変化を与えることで、感情や行動を変えることが可能になる。つまりするコントロールできるようになる」「『自分のため』ではなく、『相手のために』何ができるか」
「セルフトークを常に意識するようにし、自分の行動が『反応』になっていないか、どうすれば『対応』としての行動になるかを考えれば、だんだんとセルフトーク・マネジメントに習熟できるのではないかと考えています。」 -
今まで“〜の場面では●●のように考えればいい”といったようにどうあるべきかの理解はしていたものの、それを実践することの難しさがあった。
この本は、それらがなぜ起こるのかを思考プロセスに落として説明してくれているため、これまで得たコミュニケーション方法の“根拠”となり腑に落としてくれる良書でした。今後も定期的に読み返したい。
メモ
・セルフトークAから繋がるのは“反応”。セルフトークBから繋げられるのは“対応”。
・気持ちを言葉にしようとする努力がセルフトークコントロールに活きてくる