ものの見方が変わる 座右の寓話 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2022年1月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784799328217
感想・レビュー・書評
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知らない寓話も多く、なんとな~く知っているものも改めて読めてよかった。解釈は人それぞれだし、読むタイミングによっても自分にささる部分は変わってくると思った。
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さまざまな寓話から人生の教訓を読み解くお話。
全77の寓話から得られる教訓にあなたの人生も救われるかも。
人生は捉え方ひとつで良くも悪くもなる。 -
本質的なことを再確認するべく定期的に読み返したい本です。
なぜ昔の人は大事なことを寓話で残したのか?
登場させた動物の対話・行動などに例を借り、深刻な内容を持つ処世訓を印象深く大衆に訴える目的があったそうです。親しみやすい物語にしたほうがずっと覚えているから、というわけですね。
とはいえ何となく読んだり聞いたりしただけだと、ただの笑い話や怖い話になってしまいがちで、その物語の伝えたかった教訓を理解できていないことはあると思います。子供の頃、イソップ物語の結末から導き出される教訓をお母さんが解説までしてくれた記憶はなかった気がします。
本書は世界の寓話(ビジネス小話もあります)をテーマごとに集め、著者が寓話の解説や、著者の解釈を展開してくれています。仕事をすることや生きることについて参考になるお話がたくさんありました。上司や人生の先輩的な立場になったら、寓話を例に出して教えてあげられたら相手も印象に残るだろうなと思います。いかんせん寓話の数が多くて覚えられないですが。私は最近通帳をなくしたと言って嘆いていた母に、「【失ったものを数えるな。残ったものを数えよ】っていう話があるじゃん?」くらいに言ってあげようかと思います。
ちょっと残念だったのは、【寓話→寓話の解説→教訓・筆者の見解や補足など】という構成になっているようですが、【寓話の解説】がすっとばされて教訓しか書かれていないところがあり、寓話のどの部分がそれを意味しているのかどうしてもわからないところがありました。(No.51地獄 など) -
古今東西から著名な寓話や例え話を紹介している。
77選という事で種類も豊富で面白い。
選んだ方もかなり大変だったとその苦労が思われる。
と、寓話自体は大変良く、ためにも為ったが
著者による解説というか評論がいただけない。
クスっと笑って済ますべきような話もわざわざビジネスに
つなげようとしたり、正直白けることが多かった。
寓話自体は☆4 だったのでちょっと残念。 -
寓話がたくさん載っていて、全ては覚えきれないですが、2、3個は自分の視野だったり視座が変わるお話がありました。なるほどなぁと。
各人で刺さるところが分かれるかなと思いますので、その点で人によって評価が異なるかなと思います。
私は好きです。 -
とても面白い
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様々な寓話を通して、人生の教訓が学べる本。
知っていることや、そりゃそうだよね、というものが多かったが、あえて、自分なりの解釈を一つ一つ考察してみると、延々楽しめる本かも、って思った。
帯にもあるけど、スピーチやちょっとした小ネタの材料としても活用できる本。
一度読んで終わってしまうのはもったいない本。 -
世界各国の寓話とその解説が盛りだくさん。寓話を聞くと、すーと真理が心に入ってくる。大切なものがぎゅっと詰まってる。
その時々で自分を慰めたり、鼓舞したりしながらうまく使いたい -
長い年月の淘汰に耐えてきた言葉の、例えの適切さといったら、もんのすごい。