人でない狼(1) (ビーボーイコミックスデラックス)

著者 :
  • リブレ
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本棚登録 : 173
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784799746417

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    人狼のジェオと小狼のテオは、ある日森で友人を探す男と出会う。
    その男は、街の警備隊長――ロッド。
    病弱なテオの薬のためにジェオは人探しを手伝うことに。
    そして森で忌み神にあてられたふたりは、どちらともなく抱き合い、一夜を過ごす…。
    秘密を抱えたままロッドを好きになってしまったジェオは、ある決断を!?

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:シリアス
    エロ度:低い
    萌え度:低い
    総合評価:★3.0

    元ハルヒラ先生の『マウリと竜』が好きなので期待を込めて1巻と2巻セットで購入したのですが…うーん、ぶっちゃけ、1巻は微妙でした!( ¯▽¯ ;)
    もっとこう、穏やかな雰囲気の優しいお話だと思っていたんですけど意外にもシリアスだし、何より血腥いシーンが結構あって最終的にはゲンナリしてしまいました。

    裏表紙には“深い森に棲むやさしき人狼と人の運命の恋”と書いてありましたが、そもそも私にはジュオが優しい人狼だとはどうしても思えませんでした。
    だって最初に思いっきりロッドの事を食べようとしているし、何よりロッドの親友(ニール)を崖から放り投げるという残酷な方法で殺害してるので…。

    まぁ、ニールの件についてはニール自身にも問題があったのかもしれないけど、それにしたってあそこまでやる必要はあったのかと思ってしまう…。
    ジュオがテオの事を大切に思っているのは分かるんですけど、優しいと言うには一連の行動が恐ろし過ぎます。まぁ、獣だからと言われればそれまでですが…(^^;)

    あと、展開が早いです。ロッドとジュオがセックスするくだりなんていきなり過ぎて「何で!?」って感じでした。
    森にあてられた、という説明でとりあえず納得は出来ましたが、いつの間にかジュオがロッドに惚れててまたしても「何で!?」ってなりました(笑)
    最初にロッドのこと食べようとしてたくせに…(←根に持ってます)

    ジュオがロッドの敵側?に付く展開も何かよく分からなかったですし、ジュオにも物語にも付いていけなかったというのが正直な感想です。
    萌えどころもあんまりなかったので、おそらく1巻しか買ってなかったら続きは追ってなかったと思います。
    期待していただけに1巻の内容は残念でしたが、2巻はもう少し楽しめる内容である事を願います。

  • テオが可愛すぎる。もう話とかいいからテオにはやく薬もってけよ!?って気持ちになる。

  • 子狼であるテオを守って、ロッドに襲い掛かる人狼のジェオ。テオに効く薬があると知りロッドの前に人間の姿を現すも、忌み神に出会ったことによって、なし崩し的にロッドと身体を重ねてしまう。
    徐々にロッドに心が傾いていくが、ロッドの探している友人を自分が殺めたことを知り、ジェオは一人で薬を探すために彼の元を離れる―。
    うーん。いまひとつ話の流れに感情がついていかない。
    最初の視点がロッドだったので、そのままロッド視点だったらまだ良かったのかもと思ったり。どのみちまだ話は始まったばかりですが。
    テオは可愛いので癒しはある。いっそテオの役割がジェオだったら平凡だけど良かったのになーと思います。

  • 早く続きが読みたい

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