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- / ISBN・EAN: 9784799750889
感想・レビュー・書評
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人でない狼って変なタイトルだよね…どんな意味があるのだろうか…
この世界は恋愛対象が男性女性どちらかに決めていない世界線なのだろうか…
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▼あらすじ
人狼のジェオは、森で友人を探す街の警備隊長・ロッドと出会い、 恋をする。 そして病弱な小狼・テオの薬を手に入れるため街へ出るが、 その街を仕切るボス・カミオに気に入られてしまう。 怪しげな取引の場でジェオは薬を打たれた影響で狼に変化し、 人を襲ってしまい、その姿をロッドにも見られ、逃げ出すが…。 互いを想うがゆえにすれ違う―― 寡黙な警備隊長×心やさしき人狼の異種恋譚!!
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ストーリーの完全度:普通
トーン:シリアス
エロ度:低い
萌え度:なし
総合評価:★3.0
1巻の内容が自分的に微妙だったので2巻で物語がどう動くのか期待半分、不安半分でしたが…残念ながら2巻も微妙でした(^^;)
圧倒的に説明不足なんですよね、この作品…。登場人物が増えたのは良いのですが、説明が無いから関係性が全然分からないし、ジュオもあっちへフラフラこっちへフラフラって感じで流されるまま行動するから見ててイライラするんですよ。
ジュオって人間に慣れてないっていうより、単純に頭が悪いだけなような気がする…(-_-;)
あと、やっぱり恋愛描写が薄っぺらく感じます。
森に当てられてセックスしたくらいで今まで二人の間に甘い雰囲気なんて全然無かったのに、ロッドもジュオもいつの間にか両想いみたいになってて、二人の感情の変化に全く付いて行けなかったです。
どうして好きになったのか、相手のどこが好きなのかという肝心な部分が全く描かれていないので、想像で補うしかないんですよ(^^;)
両想いになるまでの過程がしっかり描かれていれば、まだ楽しめたと思うんですけどね…。ストーリー重視派の自分にはやはりこの作品は合わなかったようです。辛口で申し訳ないのですが、全てにおいて説得力が無さすぎます。
この作品、まだまだ続くようですが私はここでリタイアします。『虎穴ダイニング』を読んだ時にも思いましたが、元ハルヒラ先生って長編作品はあんまり向いてないような気がしますね…。 -
本編関係ないけどボス(犬)かわいい。